ISBN:4797337095 文庫 凪良 ソフトバンク クリエイティブ 2007/03/14 ¥630

あれ…?原作ゲーム版よりもライナーがまともな青年に見える(笑)

そんなわけで、延びに延びたアルリコ小説です。
こ…これはフェイズ3をクリアしていないと、結構ネタバレになるので…は…!

…という内容ですが、まあ別に気にしない(笑)
シュレリア様のことは、攻略本見て知ってたし。

ちゃんとアルリコの世界観を踏襲した、しっかりした内容の本でした。
ゲームノベルと言いつつ、話がオリジナルだけど、フェイズ3とEDのちょうど合間にあたる部分を描いているのでゲームから離れた話というわけでもない、いいポジションだなぁと思います。

いや、まああいかわらずライナーが鈍感でゲンコツかましたくなるんだけど、ゲームよりはまだ文章で説明してるから「しょうがないヤツだなぁ」で済んでるあたりが救いでしょうか。

あいかわらず、ヒロインたちが可愛い。この作品は、ホントにヒロインが可愛い。
一途なミシャと、ちょっとヤキモチ焼きなオリカと、天然のシュレリア様。
クレアさんもいい味だしてるわ〜。
どうしてライナーをそこまで好きか!…と女子視点では思う事もありますが(笑)

そして、フェイマが健在だったことにビックリですよ!?(←てっきりもう生きていないのかと勝手に思ってた)
OVA冒頭で一瞬だけ出てきて「ルミナスディフェンス」という衝撃のヒュムノス(私的に)をご披露してくれたあのお嬢さんですよ!(ラードルフの元パートナーのレーヴァテイル)
てっきりラードルフといい仲だと思ってたのですが(だってあのヒュムノスの情熱的な歌詞見たらねぇ)、フェイマにとってはお父さんみたいな存在だったんですね〜。
…ラードルフまだ若いのに(笑)

ま、そんなわけでそれなりに読み応えあるので、アルリコファンは買っておいてもOKなんじゃないでしょうか。
ゲームほど、ライナーにイライラすることもないしね(ここ重要かも)
ちょっ…まさか龍斗の顔がおがめるとは思わなんだ……!!!(興奮)
なんか美人だし! ちゃんと龍の絡んだ白と黒の道着だったし!(重要!)
あなたが陰でも陽でもついていきます!
(ちなみに手甲が現在のと一緒だったってことは、龍斗から奈涸にいって、子孫の如月に渡ったんだろうか?…どうせなら黄龍甲にしてくれればいいのに、何故に鬼面。)

……天戒さまは……まあ、その。アニメだしね(笑)
衣装は同じなのに顔がアニメ九角でした。(わかっちゃいたけど)
あれじゃぁ「鬼哭村の皆の願いは御屋形様が笑っていることなんですよ」とか言いたくないな、笑顔が悪そう(笑)

ヒロインの1人でもあるハズの紗夜ちゃんのあんまりにもあんまりな設定に、可哀想でな……龍麻の「わかってるよ」の言葉に多少は救われてくれてると良いのですが。
あんな条件信じて、良心の呵責に耐えながら龍麻を罠にはめて、「見ないで……」と言いながら崩れ落ちていくって…あんまりにも残酷ですよぉおおおぉぉおお。

織部姉妹の初参戦、助っ人ライチュウ……と意外と盛りだくさんでした。

で、このアニメ14話で終わりとかいう話をチラホラ見るんですが…え?
2クールじゃないの…?ホントのとこどうなんだ
「外法編」とわざわざ銘打ってるってことは後半に「●●編」って続くのかと思ってたんだけど。
だってまたカオスもあのお方ことムネムネも出てきてないじゃないですか!
たぶん続くと信じたい……ここまで来たら、アニメなりの決着をつけてくれ。
伏線貼りまくりでこのまま14話で終ったら消化不良すぎだ。
もう11話まで放送したってのにいつまでたっても、説明不足気味なアニメだよね…。
(黄龍の器とか、犬神先生とか、龍麻の赤ん坊の頃のこととか)

と、いうわけでもっと細かい感想はまた後日。

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