銀河の歴史な劇へ行きました
2011年1月16日 演劇 コメント (5)書き手は『銀英伝』を良く知りません。
観劇にもそれほど慣れていません。
ゆえに観劇慣れている人からすれば、そんな見方すんな!と怒られそうな感想書いてますので
そういうのが許せない方は回れ右してくださいね。
観劇が趣味の同僚が「殿が出るの観たければチケとるよー」と言ってくれたのが
上演が決まった時(笑) じゃあ、頼むわ!と軽く頼んだ私ですが、実は原作を読んだ事が無いというアレな人でした。
中学生の時に友人がハマっていて、「面白いよ〜」と進めてくれたものの…当時フォーチュンとかロードスのファンタジーが好きだった私にはちょっと敷居が高いかなー難しそうかなー……なんて感じで読まないでいる間に、どんどん巻数が重なり、どれが最新かわからなくなり……そのままズルズルと読まずに来て今にいたります。
結局、友人に聞いた程度と、wikiなどでチラ見した程度と、深夜にアニメの再放送をやっていたのを偶然目にとまった時だけ観たのと(笑)、おおむねな設定くらいしか知らなかったり……な状態です。
そんな私の『銀英伝』のおぼろげな知識。
●なんか宇宙の壮大な話らしいよ! 艦隊戦があるらしいよ!
●とりあえずラインハルト(金髪の人)とヤン・ウェンリー(黒髪のベレー帽っぽい人)の名前くらいは知ってる。
●二人が敵対してる。宿命(笑)の指揮官同士らしい?
●ラインハルトにお姉さんと赤毛の幼なじみが居ることらしいのは知ってる。(アニメで幼少時ストーリーをたまたま観た)
●ラインハルトが帝国の人ってのは分かる。ヤンさんってどこの国の人?(国じゃなかったー!(笑))
●なるほど、ジオン軍と地球連邦みたいなもんだよね!と適当に理解。
●で、結局なんで戦っているのかはマクロス的な理由なのかと思ってた。(土地がホスィとか)
●とりあえず、すごく長い間戦っているらしいことは、何となく分かった。
●アニメの声優陣が無駄に豪華。
●……そういえば結局最後ってどうなったんですか?
「そんな知識で大丈夫か?」
「大丈夫だ 問題なかった」
てなわけで、観に行ってみました。なんと贅沢にも千秋楽を(笑)
(ちなみにチケ取りしてくれた同僚はもう1回行ってたらしい)
・艦隊戦はバックにプロジェクターかなんかでCG流すんだろう!と思ったら
流したのは宇宙空間や光や爆風だけ。
・なんと艦隊はまさかのダンス表現! 指揮官が「ファイヤー」って言うと黒い人たち(艦隊?)がクルクルと踊り狂う(笑) 爆撃を受けるとウワーって感じでのけぞる指揮官(笑)
・殿の頭が金髪に!!! てか声がよく通るので聞き取りやすいね、殿。
・え……ラインハルトって20歳だったの!? もっと歳いってるのかと思ってた!
・フォン…ヴァン……何?(ファミリーネームが何度聞いても覚えられない)
・ヤンさん、名前だけ。本人も自由なんとか軍も出演無し。
・ラインハルトさんすごいシスコンだった。(原作既読者には今更)しかも結構女々しい。(ような気がする)
・アンネローゼさんの話し方がヅカみたいだなぁ……と思ったら、元ヅカ女役さんだった。納得。
・ほうほうなるほど、姉さんを皇帝さんにとられたので取り返すためにエラくなろうと。
・……豪華な衣装のまま、いきなり雑巾がけを始めるラインハルト。……ああ、幼少時の描写に移行したのか!
ごめん、せめて衣装を暗くして(笑)
・「お父さん役はアニメでラインハルトの声やった堀川りょうさんだよ。」と後で教えてくれる同僚。
え! 「ベジータ!?」(ここではラインハルトと言ってあげなよ)
・なんかゾロゾロ若いのが増えて来た……。おっさんも含めてみんな同じ軍服なんで、髪型と演技でなんとか見分けるしかない原作未読者(笑)
・その軍服を「宝塚が以前オファーあった時にやってくれれば、あんなチャチな作りじゃなかったのに……」と同僚ぼやく。
・なんか赤い髪の人と、考え方の相違が……。若くて頭がいいと人の考えを聞かなくなるものなのかね。
・皇帝さん、なんか格好イイ。って思ったら心臓ウッ! ってええーーー!?
・あ、なるほど。それで内戦が起きてますよーって展開ですね。ふむ、初心者にも分かり易い。
・『銀英伝』って白兵戦あるんですね……。ビームサーベル的なので戦うかと思ったら普通に剣だか槍だかで驚愕。
銃とかは!?(笑)
・斧使いの人が相当しぶとかった。まだ倒れないのか!な感じで。
斧って使うの難しいよねー。防御出来ないしさー(それモンハンです。)
・なんか、民衆を犠牲にして怒りの矛先を相手に向けるって……あ、「僕にその手を汚せというのか」な
『T・オウガ』みたいな展開ですね!(あっちが後だな) 効果的だが罪悪感に苛まれるというアレだ!
・お姉さんにも見放されちゃった。精神的な味方が少なくない?自業自得だけど。
・武器が携帯出来ない赤毛さん。あーこれは死亡フラグっぽいなぁ…なんか起こりそう。
・……と思ったら案の定、暗殺キタ! そして「コマンド→かばう」キタ!
・俺は宇宙を手にする……!見ていてくれ! ……なとこで終わった。
えーと、これって結局今一番帝国でエライ人はラインハルトってことで良いのかな?
敵軍に亡命した人も気になるなー。
宇宙世紀な話なので、もっと未来未来してる便利な感じかと思いきや思ったよりもアナログでビックリでした。
もっとどんどこワープしたり武器とかアイテム転送されたり、異星人が居たりするのかと思ってたので(笑)
なんか薔薇を愛でながら紅茶とか飲んでたり、貴族とかいたり、地下室にワインあったりとか…あれ……なんか時代逆行してね?な印象でした(笑)
ちゃんと読んだこと無かったわりには、なんだかんだでストーリーちゃんと把握出来たので
だいぶ端折られていたらしいけど初心者にはありがたかったです。
ただ、ドイツ的な名前が多くて、人名が覚えきれなんだ(笑)
私は「殿がんばってるなー」と客観的に見ていたので楽しめましたが
これって、原作ファンにはどう映ったんですかねー。
就寝前にイヤンガルルガを何頭か狩ったら、やっとガルルガフェイクのキー素材が出てきました。
遅いよ!!! あーでも、あと絶音珠用の素材も欲しいし……G級のガルルガにも挑まないとな−。
ソロでG級、こまめにやっておかないと素材が足りないわー。
ホテルを近くに取っていたので、この日はのんびり起き。
朝食は予約時に入れてなかったけど朝食券がもらえたので、せっかくだから行くかなー……と思ったんだけど、結局グダグダぼんやりしてしまい、チェックアウトして外で食べることにしました。
……あと、実は学生の団体様も泊まっていて……いつ彼らが食事するかも気になったし、なるべくなら今この時期、例のヤツの苗床になっている学生の近くにはあまり近づきたくなかったし。
ってことで時間を見計らっていたら行き損ねたというヤツです。
会場近くのタリーズで朝食食べて、電源あった席だったのでPSPつなげて狩りして時間つぶしてました。
で。ヅカ裁判。
前回以上に客層がバラエティに富んでました。親子連れやら男子中高生やら(笑)
本来のヅカの客にはそうそうありえなさそうなメンツです。
チケ取りしてくれた同僚に聞けば、この日はカード会社の先行だったからとかで、一般の人も取り易いチケだったんだとか。なるほどなー。
席は半ばよりやや前だったけど、センターだったので舞台はガッツリ見えました……一応。
実は手前の席に座っていたお嬢さんがえらく背が高く……(苦笑)
いやこれは本人のせいではないので運が悪かっただけなんですが、それにしてもお嬢さん普通に座っているのだけなのに背の低い私から見ると、
時々ちょうど役者さんがお嬢さんの頭に完全に隠れる位置に来てしまう時があって……。
役者さんが袖の方に行かれてしまうと、頭でガッツリ隠れてしまい、私も隙間へ身体を移動して見る……とかいう観劇中なのにやけにアクティブな動きをせざるをえない状態でした。
だって左右の女性と頭一つ分は出ていたんだよ……。時々まったく見えなくなってたんだよ……。
そんなこんなで、幕が下りる頃には体重移動のせいでお尻がかなり痛くなっていたのでした……(笑)
も……ものすごく疲れた……(苦笑)
かと言って、「見えないんでかがんでください」って頼むわけにもいかんしなぁ。
しかし今回も楽しかったです。
ゲーム好きな人には小ネタがあれこれ散りばめられていて、かなり笑える部分もあったし、法廷シーンは盛り上がったし、フェニックスも頑張っていたし(裁判的に)、新たなるエッジワースも背が高くて見栄えして格好良かったですよ。
しかし何よりフランジスカ=冥です……メイたんです……!!!!!!
もう……足が……!!! 足が綺麗でな!!! 黒タイツにそこはかとなく隠された細足がたまらんかったよ!(あなたどこの親父)
いや、立ち振る舞いとか、小柄なのに背筋がピンとしてて格好いいわ可愛いわで(笑)
冥ちゃん登場すると足をまず見ていたエロ親父な私です。だって綺麗……!!!!
エッジワースと並んだ時の慎重差も可愛かったなぁ。
一生懸命、天才であろうと背伸びしてる(いや彼女は実力もちゃんと伴っていると思うけど)感じで可愛いですね。
ヅカ会員になっている同僚に、さっそくDVDも「私の分も!」と頼んでおきました。
あと、ヅカ番組(会員制)の『蘇る真実』DVDも見せてもらうことになりました。
これでヅカにハマったわ!ということは無いですが、原作ゲームファンとしても普通に楽しめる出来で大変楽しかったです。
やっぱカルマ一党のあのヒラヒラは、現実に居たら引くけど(笑)、ヅカ舞台でならなんら違和感がないですね。
後はDVDでじっくり見ようと思います。
…さすがに3は無いよねぇ。(3回続編はヅカでは前例が無いと聞いたし)
遅いよ!!! あーでも、あと絶音珠用の素材も欲しいし……G級のガルルガにも挑まないとな−。
ソロでG級、こまめにやっておかないと素材が足りないわー。
ホテルを近くに取っていたので、この日はのんびり起き。
朝食は予約時に入れてなかったけど朝食券がもらえたので、せっかくだから行くかなー……と思ったんだけど、結局グダグダぼんやりしてしまい、チェックアウトして外で食べることにしました。
……あと、実は学生の団体様も泊まっていて……いつ彼らが食事するかも気になったし、なるべくなら今この時期、例のヤツの苗床になっている学生の近くにはあまり近づきたくなかったし。
ってことで時間を見計らっていたら行き損ねたというヤツです。
会場近くのタリーズで朝食食べて、電源あった席だったのでPSPつなげて狩りして時間つぶしてました。
で。ヅカ裁判。
前回以上に客層がバラエティに富んでました。親子連れやら男子中高生やら(笑)
本来のヅカの客にはそうそうありえなさそうなメンツです。
チケ取りしてくれた同僚に聞けば、この日はカード会社の先行だったからとかで、一般の人も取り易いチケだったんだとか。なるほどなー。
席は半ばよりやや前だったけど、センターだったので舞台はガッツリ見えました……一応。
実は手前の席に座っていたお嬢さんがえらく背が高く……(苦笑)
いやこれは本人のせいではないので運が悪かっただけなんですが、それにしてもお嬢さん普通に座っているのだけなのに背の低い私から見ると、
時々ちょうど役者さんがお嬢さんの頭に完全に隠れる位置に来てしまう時があって……。
役者さんが袖の方に行かれてしまうと、頭でガッツリ隠れてしまい、私も隙間へ身体を移動して見る……とかいう観劇中なのにやけにアクティブな動きをせざるをえない状態でした。
だって左右の女性と頭一つ分は出ていたんだよ……。時々まったく見えなくなってたんだよ……。
そんなこんなで、幕が下りる頃には体重移動のせいでお尻がかなり痛くなっていたのでした……(笑)
も……ものすごく疲れた……(苦笑)
かと言って、「見えないんでかがんでください」って頼むわけにもいかんしなぁ。
しかし今回も楽しかったです。
ゲーム好きな人には小ネタがあれこれ散りばめられていて、かなり笑える部分もあったし、法廷シーンは盛り上がったし、フェニックスも頑張っていたし(裁判的に)、新たなるエッジワースも背が高くて見栄えして格好良かったですよ。
しかし何よりフランジスカ=冥です……メイたんです……!!!!!!
もう……足が……!!! 足が綺麗でな!!! 黒タイツにそこはかとなく隠された細足がたまらんかったよ!(あなたどこの親父)
いや、立ち振る舞いとか、小柄なのに背筋がピンとしてて格好いいわ可愛いわで(笑)
冥ちゃん登場すると足をまず見ていたエロ親父な私です。だって綺麗……!!!!
エッジワースと並んだ時の慎重差も可愛かったなぁ。
一生懸命、天才であろうと背伸びしてる(いや彼女は実力もちゃんと伴っていると思うけど)感じで可愛いですね。
ヅカ会員になっている同僚に、さっそくDVDも「私の分も!」と頼んでおきました。
あと、ヅカ番組(会員制)の『蘇る真実』DVDも見せてもらうことになりました。
これでヅカにハマったわ!ということは無いですが、原作ゲームファンとしても普通に楽しめる出来で大変楽しかったです。
やっぱカルマ一党のあのヒラヒラは、現実に居たら引くけど(笑)、ヅカ舞台でならなんら違和感がないですね。
後はDVDでじっくり見ようと思います。
…さすがに3は無いよねぇ。(3回続編はヅカでは前例が無いと聞いたし)
宝塚&逆転裁判コラボの「蘇る真実」を観てきました。
同僚が行く気満々だったので、便乗して一緒にチケを取ってもらったのですが、まあこの舞台が発表された当初は「ええ!?いきなり宝塚で!? キラキラ過ぎないか!!!……でもフェニックス・ライトの方かぁ……ならまあ……いいのか?」
……てな感じで、まあネタとして見ておこう的な気持ちだったんですが。
思いのほか面白かったです!!!!
随所にゲームのセリフがちりばめられていて、ゲームファンにもニヤリと出来る小ネタがあちこちに。
演出家の方が、何度もプレイして色々美味しいとこを取ろう!とゲームのファンにも楽しめるように演出してくれたのが良くわかります。(公式ブログより)
チャーリーくんがちゃんと事務所にあったり、矢張がタイホくんのTシャツ着てたり、随所に使われるBGMやSEがちゃんとゲームのものだったり。
ナルホドくんも、キラキラしてたけど(笑)これが「フェニックス・ライト」(通称ニック)なんです、と言われたらもうそれで納得がいったので、違和感は最初から感じずにすんなりと受け入れて、舞台の雰囲気に入れました。
たぶん、ヅカ的にはありえなさそうな矢張(ラリー・バッツ)やイトノコ刑事(ディック・ガムシュー)もいい味だしてた。
ヅカ舞台なのにイトコノ刑事が「○○ッス!」とか語尾が……(笑)
矢張の「あんた、あの子の何なのさ!」も聞けたし。
真宵ちゃん(マヤ・フェイ)やナツミさんの再現度とか、すごかった(笑)
矢張は直接事件には関わらないんですが、脇役でありながらも結構いいトコで笑わせてくれました。
……てか、ヅカ舞台に笑いってありなの!?いいの!?と思いながら観てましたが。
男と女について語る矢張が
「男女の間には「ときめき」という木があって」
「それが育つと「やすらぎ」になるんだ」
と語ると真宵ちゃんが「それって「ドン引き」だと思う」と返したのが一番笑いました……。
お前……いい笑いもってくな……。
そして特筆すべきは御剣(マイルズ・エッジワース)!!!!!
これは…アリだ……! いや、むしろミッチャンってあの衣装からして最初からヅカ寄りだったじゃん! ありあり!これはアリ!(笑)
と出てくるたびに動作を眺めてました。やー、背筋がピン!としてて、立ち姿がすごくキレイなんだわ。
ゲームの御剣は頭脳派のくせにガタイが結構よくて、そこが好きだったりするんですが、スマートでシャキっとした御剣も良かった。
オリジナルヒロインのレオナも、北米版ベース……と言われたらすんなり受け入れられました。
まあ、最初から宝塚だからラブはあるんだろうなぁ……と覚悟して行ったので、フェニックスが急に愛の歌を歌い出したりしたのにはまあ、慣れたんですが(笑)
……しかしこの人たちのベースが『逆転裁判』からのキャラだと思うと……歌と踊りのシーンではニヤニヤ笑いが止まりませんでした。
……あの……可笑しいという意味で(笑)
や、ヅカ的には見せ場なんでしょうけど、元ネタのキャラを思うとどうしても面白さが先に立ってしまって!(笑)
うん、でも踊りは皆すごいキレイにそろってるし、見栄えするしでこれを『逆裁』だと思わなければ「おお……素敵……」になるんでしょうが。
ストーリーの方は「蘇る逆転」をベースにしてるので、まあその時点で役割的に犯人はこの人だなー(笑)と分かってしまったんですが、逆裁を知らないヅカファンにも分かり易く、証拠品を提出!な場面や説明シーンでは、バックスクリーンに映像を映し出したりして、分かりやすくなってました。
フェニックスが「くらえ!」というと、突きつけたであろう証拠品がバーン!と写しだされたりね。
このバックスクリーンは、OPも映ってました。これは面白いしかけだ……。上手く利用してるなぁと思います。
そして、『逆転裁判』といえば……!の、法廷パートがかなり熱くて、楽しかったです。
追いつめて行く感覚がちゃんと感じられた。
机をバン!と叩いたり、異議あり!と突きつけたりとか、おお……逆裁っぽさが随所に……。
そして、私は遠くてよく見えなかったのですが、オペラグラス持参の同僚は「裁判中にエッジワース(御剣)が腕組みしつつ指をトントンやってた」とおなじみの動きをしていたことを教えてくれました。
おお……そんな細かい動きまで!
あと、一応アメリカ舞台なのに、給食費とか学級裁判は無いよなぁ……とか心の中でツッコミながら、書き下ろしイラストにときめきました。
おお!幼少レオナ可愛いじゃん!
ちなみに、「事件の影にはやっぱり矢張」でした。バレるタイミングはゲームとは違いましたが(笑)
真犯人は、もうちっと悪あがきするかと思ったんですが、意外とあっさり罪を認めてしまっていて、それがちょっと残念。
もっと豹変する様が見たかったんだけどなー。最後の最後まで、罪を認めずに食い下がってくるとことか、物足りなかったけど……3時間で終らせるにはこれくらいが妥当だったのでしょう。
終わりの方でフェニックスとエッジワースのやり取りで
「苦手なんだ……世間話」が聞けたのは良かった! いい終り方した!
その後は、おそらくフィナーレで衣装替えして華麗なダンスが……。これが本来の宝塚の姿なんだろうなぁ……と思いつつ見てました。
で、カーテンコールの後、最後に「みなさんもご一緒に」という感じで2人ばかり役者さんが見本を見せてくれた後、せーので……
『異議あり!!!!!』
を観客たちも参加してやりました。
……これは楽しい(笑) しっかり参加しましたよ!
てなわけで、初めて舞台化を知ったときは色々と心配でしたが、思っていた以上に楽しめたので観てよかったです。
……まあ、やっぱり踊って歌っていきなり愛を語り出すのは、こそばゆくて笑っちゃてダメでしたが(笑)
特に御剣ワールド全開!な感じの、ダミー御剣がいっぱい出て来て一緒に踊るシーンは、面白くて腹筋がヤバかった……(笑)
DVDがいずれ出るそうなので、遠くてよく見えなかった部分をもう1回見てみたいし……買おうかな……。
同僚が行く気満々だったので、便乗して一緒にチケを取ってもらったのですが、まあこの舞台が発表された当初は「ええ!?いきなり宝塚で!? キラキラ過ぎないか!!!……でもフェニックス・ライトの方かぁ……ならまあ……いいのか?」
……てな感じで、まあネタとして見ておこう的な気持ちだったんですが。
思いのほか面白かったです!!!!
随所にゲームのセリフがちりばめられていて、ゲームファンにもニヤリと出来る小ネタがあちこちに。
演出家の方が、何度もプレイして色々美味しいとこを取ろう!とゲームのファンにも楽しめるように演出してくれたのが良くわかります。(公式ブログより)
チャーリーくんがちゃんと事務所にあったり、矢張がタイホくんのTシャツ着てたり、随所に使われるBGMやSEがちゃんとゲームのものだったり。
ナルホドくんも、キラキラしてたけど(笑)これが「フェニックス・ライト」(通称ニック)なんです、と言われたらもうそれで納得がいったので、違和感は最初から感じずにすんなりと受け入れて、舞台の雰囲気に入れました。
たぶん、ヅカ的にはありえなさそうな矢張(ラリー・バッツ)やイトノコ刑事(ディック・ガムシュー)もいい味だしてた。
ヅカ舞台なのにイトコノ刑事が「○○ッス!」とか語尾が……(笑)
矢張の「あんた、あの子の何なのさ!」も聞けたし。
真宵ちゃん(マヤ・フェイ)やナツミさんの再現度とか、すごかった(笑)
矢張は直接事件には関わらないんですが、脇役でありながらも結構いいトコで笑わせてくれました。
……てか、ヅカ舞台に笑いってありなの!?いいの!?と思いながら観てましたが。
男と女について語る矢張が
「男女の間には「ときめき」という木があって」
「それが育つと「やすらぎ」になるんだ」
と語ると真宵ちゃんが「それって「ドン引き」だと思う」と返したのが一番笑いました……。
お前……いい笑いもってくな……。
そして特筆すべきは御剣(マイルズ・エッジワース)!!!!!
これは…アリだ……! いや、むしろミッチャンってあの衣装からして最初からヅカ寄りだったじゃん! ありあり!これはアリ!(笑)
と出てくるたびに動作を眺めてました。やー、背筋がピン!としてて、立ち姿がすごくキレイなんだわ。
ゲームの御剣は頭脳派のくせにガタイが結構よくて、そこが好きだったりするんですが、スマートでシャキっとした御剣も良かった。
オリジナルヒロインのレオナも、北米版ベース……と言われたらすんなり受け入れられました。
まあ、最初から宝塚だからラブはあるんだろうなぁ……と覚悟して行ったので、フェニックスが急に愛の歌を歌い出したりしたのにはまあ、慣れたんですが(笑)
……しかしこの人たちのベースが『逆転裁判』からのキャラだと思うと……歌と踊りのシーンではニヤニヤ笑いが止まりませんでした。
……あの……可笑しいという意味で(笑)
や、ヅカ的には見せ場なんでしょうけど、元ネタのキャラを思うとどうしても面白さが先に立ってしまって!(笑)
うん、でも踊りは皆すごいキレイにそろってるし、見栄えするしでこれを『逆裁』だと思わなければ「おお……素敵……」になるんでしょうが。
ストーリーの方は「蘇る逆転」をベースにしてるので、まあその時点で役割的に犯人はこの人だなー(笑)と分かってしまったんですが、逆裁を知らないヅカファンにも分かり易く、証拠品を提出!な場面や説明シーンでは、バックスクリーンに映像を映し出したりして、分かりやすくなってました。
フェニックスが「くらえ!」というと、突きつけたであろう証拠品がバーン!と写しだされたりね。
このバックスクリーンは、OPも映ってました。これは面白いしかけだ……。上手く利用してるなぁと思います。
そして、『逆転裁判』といえば……!の、法廷パートがかなり熱くて、楽しかったです。
追いつめて行く感覚がちゃんと感じられた。
机をバン!と叩いたり、異議あり!と突きつけたりとか、おお……逆裁っぽさが随所に……。
そして、私は遠くてよく見えなかったのですが、オペラグラス持参の同僚は「裁判中にエッジワース(御剣)が腕組みしつつ指をトントンやってた」とおなじみの動きをしていたことを教えてくれました。
おお……そんな細かい動きまで!
あと、一応アメリカ舞台なのに、給食費とか学級裁判は無いよなぁ……とか心の中でツッコミながら、書き下ろしイラストにときめきました。
おお!幼少レオナ可愛いじゃん!
ちなみに、「事件の影にはやっぱり矢張」でした。バレるタイミングはゲームとは違いましたが(笑)
真犯人は、もうちっと悪あがきするかと思ったんですが、意外とあっさり罪を認めてしまっていて、それがちょっと残念。
もっと豹変する様が見たかったんだけどなー。最後の最後まで、罪を認めずに食い下がってくるとことか、物足りなかったけど……3時間で終らせるにはこれくらいが妥当だったのでしょう。
終わりの方でフェニックスとエッジワースのやり取りで
「苦手なんだ……世間話」が聞けたのは良かった! いい終り方した!
その後は、おそらくフィナーレで衣装替えして華麗なダンスが……。これが本来の宝塚の姿なんだろうなぁ……と思いつつ見てました。
で、カーテンコールの後、最後に「みなさんもご一緒に」という感じで2人ばかり役者さんが見本を見せてくれた後、せーので……
『異議あり!!!!!』
を観客たちも参加してやりました。
……これは楽しい(笑) しっかり参加しましたよ!
てなわけで、初めて舞台化を知ったときは色々と心配でしたが、思っていた以上に楽しめたので観てよかったです。
……まあ、やっぱり踊って歌っていきなり愛を語り出すのは、こそばゆくて笑っちゃてダメでしたが(笑)
特に御剣ワールド全開!な感じの、ダミー御剣がいっぱい出て来て一緒に踊るシーンは、面白くて腹筋がヤバかった……(笑)
DVDがいずれ出るそうなので、遠くてよく見えなかった部分をもう1回見てみたいし……買おうかな……。