「龍が如く5」今度は夢を継ぐらしい【3】
2013年1月20日 龍が如くまさかの遥編。
発売前は「え!?遥は戦えないよ? いやまさか桐生に英才教育受けて戦う女子高生になっているんじゃ……」とか余計な心配をしてみましたが、遥編のバトル要素は
まさかのダンスバトルでした。
龍シリーズ通してプレイしている身としては、連れ歩いたことはあっても操作するなど初めてなので、嬉しくてしょうがなかったです。この子の最凶のおねだりに戦慄したのもいい思い出だぜ!!!
「ナインボールで勝って!」とかまだ可愛いもんだよ。「将棋で勝って」とか「こいこいで勝って」と言われて諦めた2作目。(←駒の動かし方もルールも分からず、ちゃんとやったことない)
話しかけたら叔父さんどんな反応するのかなぁ……とか思ったら、桐生さんとは離ればなれで、沖縄からも離れていて大阪のアパートで1人暮らしというね……うん、なんか寂しい。
基本的には、事務所とアパートを行ったり来たりしつつ過ごしますが、遥はケンカを吹っかけられない代わりに、学校の友人から教えてもらったダンスバトルをすることで、魅力とかセンスとかのステータスを上げていきます。
ダンスも自分から話しかけないとバトルが始まらないので、道を歩きながらバトル面倒くさくて逃げ切って「チっ…見逃してやる」とか「チキンが……!」とか悪態つかれないのが嬉しいです(笑)
ダンスは曲に合わせて、バーの中を流れてくる○△□×をタイミング良く押すライブステージ風のと、バトル用はこれに十字キーが組み合わさってより難易度が上がってきます。
上下左右の十字形のバーの中に、音楽に合わせて○△□×が流れてくるので、その方向の十字キーを押してから○△□×を押す、という。
(間違った方向の十字キーを押してると、○△□×が入力出来ないのでミスになる)
遥パートだけの、ミニゲームなのに良く出来ています。すごいな『龍が如く』。
そして事務所では遥のお仕事ミッションやメインストーリーに絡む仕事が受けられます。
これが芸能界ならではで面白い。
握手会でファンと握手したり。これはボタンを長押しで強めに握手、あんまり1人だけに長く握手していると、「はがしクン」と呼ばれる引きはがし担当スタッフが出て来て、ファンの心象が悪くなります。
クイズ番組に出て、クイズに応えたり、トーク番組で掛け合いしたり。
たまにボタン押しアクションが急に出て、制限時間内で押せるとファンに笑顔で応えるのが成功するとか(笑)
このトーク番組の「笑顔でええやん!」が結構面白くて(笑) 『笑ってい●とも』風の番組なんだけど、冒頭の司会のおっさんと観客の掛け合いがバリエーションあって面白い。
司会「調子はどうですかー?」
客「ぼちぼちでんなー。」
司会「正月に食べるのはー?」
客「モチモチでんなー」
とか(笑) これが密かに毎回楽しみだった。5回番組があるんで、バリエーションも5回分。どんだけこのゲームテキスト書いてるんだ……と衝撃だった。
あと、『疾走少女』という番組では、蒼天堀の街中をアイドルが全力で走りきるという、深夜にどっかでみたような駆け出しアイドルのための内容。
これは、LとRを交互にテンポよく押して、時間無いに走りきってNGが出なければ収録成功!という感じです。
それ以外では、公演会とかでダンスや歌を披露したり……というお仕事がたくさん来ます。
サブストーリーでは、遥の学校の友人たちとの交流とか、芸能活動に絡んだイベントなど色々バリエーションあって面白いです。
それにしても、やっぱり遥って基本的に淡々としてるというか、落ち着いて静かな子なんだよなー。
ダンスの時はしっかりやってるけど、性格的な部分ではかなり大人しいです。
あんまり自分から我が侭を言える環境じゃなかったからかもしれないけど、アイドルとしてはだいぶ大人しいな、と。
まあギャップ萌えでいいんじゃないかな(笑)
メインストーリーでは、大阪で売り出し中のアイドルが番組で、ダンスと歌のパフォーマンスを見せて、競いあい優勝するとメジャーデビュー!という「プリンセスリーグ」を勝ち抜く……というのが目的で動いていきます。
遥はその決勝トーナメントまで進んでいて、現在競い合っている相手が「大阪芸能」のT-SETという2人組のユニット。ダンスもキレがあって一流、歌も上手いとスキの無い2人組がライバルです。
対する遥は沖縄に居た今までダンスも歌もレッスン未経験。本来であれば最低でも1年くらいかけて育ててからデビューを目指すところを、プリンセスリーグに間に合わせる為に半年で仕上げる!という無茶なスケジュールで動いています。
これは女社長さんの方針なんだけど、まあ「今だからこそ、今がチャンス!」というダイミング的な問題もあるんだろうな。
その強引なやり口の為に、ダンストレーナーとは役に立たないなら契約を切る、と一方的に解雇したり、しっかししろとマネージャーを強烈に叱ったり…と結構スタッフには厳しく当たってきます。
遥にも結構厳しいんだけど、時々お化粧の仕方を教えてくれたり、アイドルは見られてなんぼなんだから!と一緒に服を買いに行ったり……と。
養護施設で育った後は、桐生と一緒に暮らしていたわけだから、母親の影っていうのが遥には無いんですよね……。お化粧してもらった遥が「こんな風にしてもらえるなんて思ってなかった」って嬉しそうに言っていたので、社長の朴さんには母親も感じていたんでしょうね。
だから遥も社長に似合うかも…とブローチを買ったり、社長の為にも優勝したい!と強く思うようになったんだと思いますな。
遥をプリンセスリーグで優勝させて、アイドルとして成功させるために、あらゆる手段をとる朴社長について、遥は感謝しているようで。
社長はさらに、遥が優勝すると信じて、東京でのメジャーデビューの為の準備もすでにしていたり……とすべては遥を信じて自分の勘を信じているみたいです。
買い物帰り、遥に夢を託しているという想いや、過去に実は結婚していてそれでも朴の為に相手が離れていってくれたこととか、その元旦那が東京でのメジャーデビューコンサートを見に来て、その時に久しぶりに会う事が出来そうだ、とか。
朴は遥にプライベートなこともたくさん話してくれます。遥と朴社長の距離が縮まったでしょうね、これで。
そうして、日々頑張る遥とダイナチェア事務所のスタッフや社長たちと上手くやっていた遥ですが……。
以下ネタバレ注意!!!
マネージャーの堀井さんから電話があって、会社に行ってみると朴社長が事務所のあるビルから投身自殺したということがわかりました。
しかも遥が到着したちょうどその時、遺体が運ばれていく途中で……。
現場には、遥がプレゼントしたボローチがむなしく落ちてました。
でもね、前日までプリンセスリーグ優勝して、東京でメジャーデビューを飾って、遥がアイドルとして成功するのがパク社長の夢でもあるってそう話したばかりでね、自殺とかあの社長がするわけない。
……と、なるとやはり他殺の可能性が高いわけですよね……。
そんな早朝、画面切り替わってドンキの袋をかかえて歩く見覚えのあるスーツ姿……秋山ここでくるのかぁああ!
ていうか秋山が蒼天堀に居るのは知ってたけど、3部は遥編と半分ずつってやつなのか!?
てっきり遥編が終わってから秋山編が来ると思ってたので、こんな中盤から秋山になるとは……。
と、いうわけで秋山視点に切り替わりました。
俄然楽しみになってきた!
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