サブストーリー/谷村編


谷村は警察官だけあって、事件性のあるイベントとか、警官ならではの立場でのイベントが結構ありました。
こうしてサブストーリーでの見てると、「神室町のダニ」とまで呼ばれる谷村が意外にもちゃんと前向きに仕事をしていることも分かりますね(笑)
しかも自分の母親(タイ人)と同じ立場の外国人労働者には、かなり気を回してくれるいい奴……とも。
まあ、違法は違法なんですが(笑)

亜細亜街に出入りしているのもあって、自身も亜細亜街出身なのでアジア系の人との関わりが深いイベントとか、その手の裏路地系の話とかが多かったかな、と。
技【極み】を覚える為の組手相手のナイールとも、組手をするにしたがってストーリーが進んでいったりして、何だかんだと谷村のサブストーリーはボリュームがあった気がします。
ナイールは実は海外の警官で、ある犯罪組織のボスを追って日本に来たんですが……日本語がわからないこともあって警官と揉めていたところを、谷村と遭遇して……彼が通訳も兼ねて犯人確保の際には同行する(治外法権が働いてしまうため)……という役目を負う事になるわけです。
「どうせ俺が通訳で呼び出されるんでしょ」と言ってたので、アジア系の外国人との会話が必要な時はしょっちゅうかり出されているんでしょうね〜。
中国語と韓国語が堪能なようですが、ナイールと言葉が通じたことを考えると他のアジア圏の言語も使えそうな気がします。


谷村の連続サブストーリーは「もうひとつの事件」。から始まる、ブリッジという不法滞在者の仲介をしている組織を追うイベントになります。

始めは外国人労働者の絡んだちょっとしたトラブルだったハズが……。
サキちゃんというオカマさんと知り合ったあたりから、裏に要る組織が、ブリッジだと分かったあたりで谷村が事件に積極的に関わる様になってきます。
亡き育ての父の手帳に、相方である「K先輩」という人と追っていたらしい組織のことではないか……?ということで、谷村もその組織を追うことになるわけですが……。
最終的にその組織のボスを捕らえたと同時に、サキちゃんが実は「K先輩」や谷村父と同僚だったことが分かり(って元刑事か!(笑))、そして……K先輩こと加藤という男から「大切な宝を預かった」という谷村父。
その「宝」とは、谷村自身のことだったということが分かります。
つまり、犯罪組織ブリッジを追う際に消されてしまった加藤という男が、谷村の実の父親だった……と。
サブストーリーで出生の秘密が明らかに……というイベントでした。
ちなみにこのイベントで分かるんですが、谷村の名前は実の父親が「正義」とつけてくれたのだと分かります。
権力や理不尽な事に負けない正義感を持った人間に……ということだったみたいです。

このイベントを見たあとに谷村編の四章の、埠頭でのイベントを見ると感慨深いです。
一課に包囲されるも「日本の警察は撃てない」とその場を去ろうとする杉内に対し(おそらく発砲許可がいるから?)かまわず威嚇射撃し
「俺は撃てるぜ……。法律がどうこうって問題じゃねぇ。
要は…これが俺の警察官としての“正義”だ!」

谷村は谷村自身の正義というモノの方向性を見つけたんだなぁ……と。
これ以上、深入りするなという杉内にも、「それじゃ駄目なんだ!親父がそう言ってる気がするんだ」と……。
過去を追っていた谷村が、自らの信念のために、無念に散った人たちの為に動こうと決意する様が格好いいです。
こういうバックグラウンドを感じさせる言葉が多くて熱くさせるのも、『龍が如く』の魅力の1つですね。


他にも、亜細亜街の住人たちとの仲の良さを垣間みる事の出来るイベントとかもあって、血のつながった家族はもう居ないけど、谷村にとっては「故郷」(中華料理店)の二人や亜細亜町の仲間たちが、家族なんだな……と感じられて良かったです。

ちょっとしたサブストーリーでは合コンに巻き込まれたり(笑)、謎の老人に出会ってロシアンルーレットやらされたり(しかしこれが、一気に300万円稼ぐチャンス!)、警官として街の人たちを助けるストーリーが多かったです。
桐生たちとは、別の視点で話が見られるのが谷村編はすごく楽しかったですね〜。

そいや谷村編で指名出来るキャバ嬢は、天然系か可愛い系だったんですが……谷村ってそういう清楚系が好きなの……?(笑)



あと谷村編では、埠頭へ行っての柴田組とのバトルが面白かったです。
なんかアメリカの刑事ドラマ見てるみたいでした(笑) しかもこれ、かなり序盤の方であるイベントです。
攫われたとある人物を探すため、埠頭にて組員たちを蹴散らしながら目的地まで行く……という流れです。
ただ追いかけてバトルするだけでなく、移動してると突然トラックが倉庫からドバーン!と飛び出してきて、ボタンアクションを求められたり。
(成功すると華麗に避け、失敗すると轢かれてダメージ受けます←てかこの時点で普通は満身創痍なハズだ!)

狭い通路を行くと、埠頭のコンテナの上の方から木材の束とか落としてくるヤツが居たり。
(もちろんここでもボタンアクション発生)
さらに、ドラム缶から重油?が撒かれて、油で汚れつつ時々転倒しながらも(笑)敵を倒した!と思っていると、コンテナの上から柴田組の組員がライターを落とし……!!!!
これもボタンアクションに成功すれば、間一髪で炎から免れますが失敗すると、ちょっと燃えます(笑)
……いや普通、これで死ぬよね? そんでもタウリナー飲めばダメージも回復!

そして、たどり着いた先では大勢の組員とのバトル。
銃を撃つ組員相手に別の組員を盾にしつつ接近して、日本刀を投げる……とかそんなアクションもあります。
いやぁ……谷村編は何だか盛りだくさんなバトルが多い。
というか、対極道が多いせいか……大勢と戦う場面がやけに多いです。
真相を突き止めるためとはいえ、1人でよくやりますのう……若さか(笑)

大人数相手でも戦えるように、「捌き」を巧みに使うのが谷村編でのバトルの基本でしょうかね〜。
うまく攻撃避けられた時は、それに追い打ちをかけられるので、谷村は使っていて楽しいです。

桐生がオールマイティなバランス型キャラだとすれば、秋山がスピードに物を言わせて畳み掛ける連続攻撃タイプ、冴島は言わずもがなパワータイプ。
そして谷村は、投げや間接技を中心とした、打撃よりも技の組み合わせでコンボを決めて行くタイプでした。
「捕獲の極み」を覚えると、敵に手錠をかけて一発で戦闘不能に出来るのも楽しいです。
コンボ追撃系の極みを覚えると、捕獲や受け流しがメインだった谷村が一気に攻撃的なスタイルになるのも面白い。

個人的に使っていて楽しいのは桐生→谷村→秋山→冴島です。



ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm10203492
ちなみに、谷村の見せ場と手錠かけたままのチェーンデスマッチが見られるシーンです。
頭に「h」をつけてどうぞw

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