龍が如く4 サブストーリー冴島編
2010年4月16日 龍が如くサブストーリー/冴島編
そいや、冴島編はメインにあまり触れていなかったんですが、彼のストーリーは心に響く演出が多かったです。
冴島自身が極道なんだけど、すごく真っ正直で不器用で、弱い者には優しいという今時珍しいタイプの男で、ストーリーが進むにつれてそういう冴島の人柄に惚れるという……そんな上手いストーリー展開が多かったです。
【賽の河原】で情報屋の花屋に闘技場でのエキジビジョンマッチをやらされた時も、デスマッチだから……という理由で観客たちが冴島に「とどめをさせ」とコールするんですが……。
観客を一喝して黙らせた後「この中で1人でも人を殺した事があるやつがおるんか!?」
「人を殺すっちゅうのはな……ごっつう怖いもんなんじゃ!!!!」と涙を流すシーンがあります。
笹井の親父のためとはいえ、18人という極道殺しを行ったことを、25年間……毎日夢に見て後悔してたようです。人を殺すということは、どういうことなのか……冴島が観客たちに訥々と伝えるシーンは、本来は優しい彼の人柄が垣間見えました。
結局、そのデスマッチは花屋が冴島大河という人間を見極めるために、試させるためにやらせた事のようでしたが。
(つまり、あの場で本当に対戦相手の命を奪ってしまっていたら、花屋は協力するつもりは無かったということでした。)
そして、花屋の協力によって失踪したと思われていた笹井の親父に会う事が出来るも……彼は、25年前に失踪後に何者かに襲われて怪我をしていたらしく、その後遺症とか恐怖などから、自我を失ってしまい……ただホームレスとして生きているだけの状態になっていました。
恩義ある親父のそんな姿に、「何でこないなことに……」と必死で「冴島です!帰ってきたんです!」と呼びかけるも反応がなく花屋にも「無駄だ」と言われて諦めかけたその時……笹井は「さ……え……じ……ま……」と彼の名前をつぶやきます。
その時にまた、冴島がハラハラと涙を流すんですが……。何と言うか、それを見た時に彼は本当に純粋な人間なんだなぁと思いました。
さて、冴島の連続サブストーリーは「姉と弟1〜4」。
借金のカタに売られた姉のため、預けられていた親戚の家を出てきてその借金を返そうとする弟を、冴島が助けてあげようとするストーリーです。
カムチカ(神室町地下街)でスリを働いている子供を捕まえると、その子供と知り合えて、サブストーリーが始まります。
弟くんとお姉さんの借金を返すために、その借り主の依頼を冴島が代わりに受けることになります。
それはカジノの用心棒でやっかいな客をあしらうことだったり、誰かのボディガードだったり……。(この護衛も、ちょっと裏があったり)
ちょっと裏の仕事っぽいことも混じっていますが、冴島はそれを淡々とこなして行きます。
弟くんは、何の縁も無い自分とお姉さんのために冴島がここまでしてくれることに恐縮していますが……。
冴島は、自分と妹のことを重ねてみていたようで。
かつて、病気の妹のために自分もムチャをしたことがあったけど、その時に助けてくれた人が居た……つまりは、それが彼の渡世の親である笹井組の組長だったわけですが……。
自分が助けられた分、次は自分が誰かを助ける番だろう、という。
恩義は恩義で返す、そういう巡り合わせがある……という彼の実直な人柄が現れているんですよねー。
見た目と裏腹に、本当に彼はいい人だと思います。
結局、お姉さんは、借金の肩がわりでとある極道組織に連れていかれたものの……その極道の親分さん夫婦は子供が出来なくて、養女としてお姉さんを迎え入れ、実はとても大切にしてもらっていたということが分かります。
弟はそれを知って、いつか自分の力でお姉さんを迎えにいく……と、スリは辞めて預けられていた親戚の元へ戻ってちゃんと生きていくことを約束してくれました。
他にも冴島は誰かを助ける系のイベントが結構ありますね。
あと25年ぶりにシャバに出たので(笑)、お店入る前に色々とお上りさんなコメントがあって面白いです。
CD‐ROMを知らなくて「しーでぃ?なんじゃそりゃ」とか。売り出し中の歌手の女の子を助けた時は「レコードが出たら買うたるわ」と言ったので、後日その子が冴島のためにCDだけでなくわざわざ新曲をレコードでも出してくれたり(笑)
彼の話は、人との繋がりを感じさせるものが多かったですね。
それと、冴島の天啓ですごい楽しいのがあるんですが……。埠頭へ行くと見られるヤツで、ドラム缶にコンクリ詰めにされてるヤツとそれを囲む悪そうな二人。
落とし前つけろや……と言ってドラム缶を持ち上げようとする二人と、被害者(笑)。
被害者が「やだやだぁ、やだやだやだやだぁ!」とダダこねて言ってるのが妙にシュールで可笑しくて(笑)
お前さん、これから海に沈められるってのに、ヤダヤダは無い(笑)
そしていざドラム缶を持ち上げるワル二人ですが「ちょ……重っ!!しっかり持てよ!」「重すぎるっ危なっ」とか「俺、持ってるって!」とか色々言いながらフラフラしながら頑張ってドラム缶を持ち上げようとするものの……余りの重さに(笑)結局倒れてしまい、1人は海に落ちて、1人は転倒して頭を打ってしまいます(笑)
「た、助かったあ……」と言うドラム缶コンクリ詰めの被害者ですが……だんだんスピードをあげて転がっていくドラム缶の先には……埠頭で船のもやい綱を結ぶアレ。
そのまま転がると確実にぶつかる……あーーーーーーーと思っていたら「カーーーーーン」と頭をぶつけます(笑)
そんなコントみたいな天啓でした(笑)
ちなみに冴島の天啓は、彼が丸太を取り出していきなり彫刻を始めて、閃いた技を彫り物にする…という流れです。
冴島さん…あんたその技術で食っていけるよ(笑)
サブストーリーには、わざわざムービー付きもあるんですが……冴島編で面白かったのは最終部になると発生する「緑色の影」。
冴島のアジトである地下で、チラホラと河童のような緑色の影をした人影が出没し、主に食べ物関係が無くなるということが起きます。
で、その原因を突き止めるためにマンホールとかにもろきゅうを置いたり、かっぱ巻きを置いてみたりしておびき寄せると……カッパの着ぐるみ?をした男と遭遇し、追いかける(チェイスイベント)ことになります……(笑)
結局、都市伝説を広めようとしたそれ系のジャーナリストかナニカの仕業だった……という話だったんですが……。
それになんとオチが(笑)
カタがついたーと思った冴島の後ろのマンホールがカタカタと動き……緑色の手が見え……そして妙にリアルな子供っぽい目の大きな……って
河童ァアアアアアア!!??(笑)
物音にふりかえる冴島ですが、河童はマンホールに戻った後……。直接お目にかかることはありませんでした……(笑)
ってこんなんわざわざムービーにすな!!!!(笑)
ちなみに、クリア後の遊び要素で、チェイスの訓練というかコンプ要素があるんですが……逃げるチェイスを選ぶと、操作キャラが冴島で……追いかけてくるのは何と大量の河童!!(笑)
怖い怖い怖いって!!!!(笑) しかも襲ってくるううぅうう!!!
襲い来る河童を避けて1分の間、逃げまくるチェイス……(笑)いやはや、何で急に色モノになっとんのじゃ。
冴島さん、一番こういうの信じなさそうなのになー。
そんなこんなで、冴島編はなかなかバラエティに富んでおります。
そいや、冴島編はメインにあまり触れていなかったんですが、彼のストーリーは心に響く演出が多かったです。
冴島自身が極道なんだけど、すごく真っ正直で不器用で、弱い者には優しいという今時珍しいタイプの男で、ストーリーが進むにつれてそういう冴島の人柄に惚れるという……そんな上手いストーリー展開が多かったです。
【賽の河原】で情報屋の花屋に闘技場でのエキジビジョンマッチをやらされた時も、デスマッチだから……という理由で観客たちが冴島に「とどめをさせ」とコールするんですが……。
観客を一喝して黙らせた後「この中で1人でも人を殺した事があるやつがおるんか!?」
「人を殺すっちゅうのはな……ごっつう怖いもんなんじゃ!!!!」と涙を流すシーンがあります。
笹井の親父のためとはいえ、18人という極道殺しを行ったことを、25年間……毎日夢に見て後悔してたようです。人を殺すということは、どういうことなのか……冴島が観客たちに訥々と伝えるシーンは、本来は優しい彼の人柄が垣間見えました。
結局、そのデスマッチは花屋が冴島大河という人間を見極めるために、試させるためにやらせた事のようでしたが。
(つまり、あの場で本当に対戦相手の命を奪ってしまっていたら、花屋は協力するつもりは無かったということでした。)
そして、花屋の協力によって失踪したと思われていた笹井の親父に会う事が出来るも……彼は、25年前に失踪後に何者かに襲われて怪我をしていたらしく、その後遺症とか恐怖などから、自我を失ってしまい……ただホームレスとして生きているだけの状態になっていました。
恩義ある親父のそんな姿に、「何でこないなことに……」と必死で「冴島です!帰ってきたんです!」と呼びかけるも反応がなく花屋にも「無駄だ」と言われて諦めかけたその時……笹井は「さ……え……じ……ま……」と彼の名前をつぶやきます。
その時にまた、冴島がハラハラと涙を流すんですが……。何と言うか、それを見た時に彼は本当に純粋な人間なんだなぁと思いました。
さて、冴島の連続サブストーリーは「姉と弟1〜4」。
借金のカタに売られた姉のため、預けられていた親戚の家を出てきてその借金を返そうとする弟を、冴島が助けてあげようとするストーリーです。
カムチカ(神室町地下街)でスリを働いている子供を捕まえると、その子供と知り合えて、サブストーリーが始まります。
弟くんとお姉さんの借金を返すために、その借り主の依頼を冴島が代わりに受けることになります。
それはカジノの用心棒でやっかいな客をあしらうことだったり、誰かのボディガードだったり……。(この護衛も、ちょっと裏があったり)
ちょっと裏の仕事っぽいことも混じっていますが、冴島はそれを淡々とこなして行きます。
弟くんは、何の縁も無い自分とお姉さんのために冴島がここまでしてくれることに恐縮していますが……。
冴島は、自分と妹のことを重ねてみていたようで。
かつて、病気の妹のために自分もムチャをしたことがあったけど、その時に助けてくれた人が居た……つまりは、それが彼の渡世の親である笹井組の組長だったわけですが……。
自分が助けられた分、次は自分が誰かを助ける番だろう、という。
恩義は恩義で返す、そういう巡り合わせがある……という彼の実直な人柄が現れているんですよねー。
見た目と裏腹に、本当に彼はいい人だと思います。
結局、お姉さんは、借金の肩がわりでとある極道組織に連れていかれたものの……その極道の親分さん夫婦は子供が出来なくて、養女としてお姉さんを迎え入れ、実はとても大切にしてもらっていたということが分かります。
弟はそれを知って、いつか自分の力でお姉さんを迎えにいく……と、スリは辞めて預けられていた親戚の元へ戻ってちゃんと生きていくことを約束してくれました。
他にも冴島は誰かを助ける系のイベントが結構ありますね。
あと25年ぶりにシャバに出たので(笑)、お店入る前に色々とお上りさんなコメントがあって面白いです。
CD‐ROMを知らなくて「しーでぃ?なんじゃそりゃ」とか。売り出し中の歌手の女の子を助けた時は「レコードが出たら買うたるわ」と言ったので、後日その子が冴島のためにCDだけでなくわざわざ新曲をレコードでも出してくれたり(笑)
彼の話は、人との繋がりを感じさせるものが多かったですね。
それと、冴島の天啓ですごい楽しいのがあるんですが……。埠頭へ行くと見られるヤツで、ドラム缶にコンクリ詰めにされてるヤツとそれを囲む悪そうな二人。
落とし前つけろや……と言ってドラム缶を持ち上げようとする二人と、被害者(笑)。
被害者が「やだやだぁ、やだやだやだやだぁ!」とダダこねて言ってるのが妙にシュールで可笑しくて(笑)
お前さん、これから海に沈められるってのに、ヤダヤダは無い(笑)
そしていざドラム缶を持ち上げるワル二人ですが「ちょ……重っ!!しっかり持てよ!」「重すぎるっ危なっ」とか「俺、持ってるって!」とか色々言いながらフラフラしながら頑張ってドラム缶を持ち上げようとするものの……余りの重さに(笑)結局倒れてしまい、1人は海に落ちて、1人は転倒して頭を打ってしまいます(笑)
「た、助かったあ……」と言うドラム缶コンクリ詰めの被害者ですが……だんだんスピードをあげて転がっていくドラム缶の先には……埠頭で船のもやい綱を結ぶアレ。
そのまま転がると確実にぶつかる……あーーーーーーーと思っていたら「カーーーーーン」と頭をぶつけます(笑)
そんなコントみたいな天啓でした(笑)
ちなみに冴島の天啓は、彼が丸太を取り出していきなり彫刻を始めて、閃いた技を彫り物にする…という流れです。
冴島さん…あんたその技術で食っていけるよ(笑)
サブストーリーには、わざわざムービー付きもあるんですが……冴島編で面白かったのは最終部になると発生する「緑色の影」。
冴島のアジトである地下で、チラホラと河童のような緑色の影をした人影が出没し、主に食べ物関係が無くなるということが起きます。
で、その原因を突き止めるためにマンホールとかにもろきゅうを置いたり、かっぱ巻きを置いてみたりしておびき寄せると……カッパの着ぐるみ?をした男と遭遇し、追いかける(チェイスイベント)ことになります……(笑)
結局、都市伝説を広めようとしたそれ系のジャーナリストかナニカの仕業だった……という話だったんですが……。
それになんとオチが(笑)
カタがついたーと思った冴島の後ろのマンホールがカタカタと動き……緑色の手が見え……そして妙にリアルな子供っぽい目の大きな……って
河童ァアアアアアア!!??(笑)
物音にふりかえる冴島ですが、河童はマンホールに戻った後……。直接お目にかかることはありませんでした……(笑)
ってこんなんわざわざムービーにすな!!!!(笑)
ちなみに、クリア後の遊び要素で、チェイスの訓練というかコンプ要素があるんですが……逃げるチェイスを選ぶと、操作キャラが冴島で……追いかけてくるのは何と大量の河童!!(笑)
怖い怖い怖いって!!!!(笑) しかも襲ってくるううぅうう!!!
襲い来る河童を避けて1分の間、逃げまくるチェイス……(笑)いやはや、何で急に色モノになっとんのじゃ。
冴島さん、一番こういうの信じなさそうなのになー。
そんなこんなで、冴島編はなかなかバラエティに富んでおります。
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