爆笑した+『ぼくらの〜alternative〜』感想
2008年6月20日 『ぼくらの』関係神威がくぽ
ボーカリスト「Gackt」の声をサンプリングし
なんじゃそりゃ! この人ほんとに仕事選ばないな!(褒め言葉として)
>イラストは「ベルセルク」などの作品で知られるマンガ家、三浦健太郎氏が手掛けており
はいぃいい!?(笑)
すいません、今日一番笑ったニュースでした……(笑)
これは……ニコで皆さんが作る歌を楽しみにしよう。
で、これだけでは何なので。
『ぼくらの〜alternative〜』の最終巻を買いました。
何と言うか……前巻が、敵性地球人の持ち込んだ未知の殺人ウイルスがアメリカ全土に広がり、それを消失させようと核を使ったことで、報復による報復で核の冬が到来……という実に救いのない終り方して……。
次のパイロットのカンジが本当にこんな地球を守るために戦えるの……?という所で終ってました。
悲惨。実に悲惨。原作以上に悲惨な状態でした。この時点では、まだ原作の地球は敵性の攻撃にさらされながらも被害は日本だけで、普通に地球は存在していたし。
で、小説版。ここまで来るともうネタバレもいいとこなのですが……というか、やはりここまで来たからには自分の目でその最後を確かめるべきでしょう、と思うので重要な部分はちょっとはぶきつつ。
とりあえず……かいつまんで軽く触れると。
カンジ戦。
あー、敵の《人形》にこういう能力があっても不思議ではないわけですな。
物理攻撃というよりも精神攻撃、という。
それでもカンジが目先の幸せではなくて、今までの戦い、仲間たちの守った物を引き継ぐために現実から目を背けずに頑張ってくれたのが嬉しかったと同時に、とても切ない。
勝っても、もう滅びかけてる地球なのに、それでも守り切ったカンジは本当にすごい。
●●戦
え……ここへ来てパイロットがこの子!?と驚愕。
いやはや、原作ではあれだけの出番だった子をここまですごいことにしていたとは。
しかしやり方はどうあれ…辛かったんだろうな、と思います。
それでも頑張って戦っていたのには胸を突かれました……。
しかもここで、アシムペ=ジアースのあるルールというか能力が影響して、結構辛い戦いになってたのがまた、うまく設定を活かしてるなぁと思いました。
そしてやっぱり田中さんは……嗚呼……。
最後は少しでも救われていたのだといいけど……。
ボロボロの地球をこの先どうするのか……という件に関して田中さんが残したアイデアが衝撃でした。
これは日本人だと思いつくとかいう以前の問題だ、確かに。
急にものすごいSFになったなぁ(いや今までも十分SFなわけですが、どっちかというと人の葛藤を描いていたのでこう来るとは予想外)。
ウシロ戦
ああ……アニメもそうだった。原作もそうだった。
そして小説版も、最終戦と引き継ぎ戦はやはりウシロなんですね。
妹を虐待することでしか、家族のつながりを観じられなかった子が、仲間たちの戦いをずっと見て来て、妹の戦いも目にして、変わっていないようで実は心の中で少しずつ変わって行って、最後は「誰かを守るために戦う」と決意するのは読んでいて辛いです。
最後はこの子なんだろう、と思ってはいてもやはり死が確定されるので辛い物は辛いのです。
泣いて止める父親に、ウシロが応えた言葉が泣けました。
これは非情に辛い選択で自分勝手かもしれないけど、1つの甘えでもあるよな、と。
もしかしたらウシロが初めて父親に甘えた事(というか父親に担って欲しいと頼んだ事)なんじゃないかと思いました。
お前、不器用すぎるよホントに……。
一時はどうなるかと思いましたが、思ったより救いのある終り方をしたような気がします。
なんだか『ワ●ピース』のアラバスタ編をちょっと思い出したりもした(笑)
「国とは人なのだ」、という事。そのスケールをちょっと大きくした感じだな、と。
何はともあれ、きちんと完結させたことに拍手を送りたい。
そして、原作はちょうとあと1年で終ると巻末のインタビューにありました。
そっか……マチ戦、そしてウシロ戦ですね。もう一度最初から読み返したくなったなー。
ボーカリスト「Gackt」の声をサンプリングし
なんじゃそりゃ! この人ほんとに仕事選ばないな!(褒め言葉として)
>イラストは「ベルセルク」などの作品で知られるマンガ家、三浦健太郎氏が手掛けており
はいぃいい!?(笑)
すいません、今日一番笑ったニュースでした……(笑)
これは……ニコで皆さんが作る歌を楽しみにしよう。
で、これだけでは何なので。
『ぼくらの〜alternative〜』の最終巻を買いました。
何と言うか……前巻が、敵性地球人の持ち込んだ未知の殺人ウイルスがアメリカ全土に広がり、それを消失させようと核を使ったことで、報復による報復で核の冬が到来……という実に救いのない終り方して……。
次のパイロットのカンジが本当にこんな地球を守るために戦えるの……?という所で終ってました。
悲惨。実に悲惨。原作以上に悲惨な状態でした。この時点では、まだ原作の地球は敵性の攻撃にさらされながらも被害は日本だけで、普通に地球は存在していたし。
で、小説版。ここまで来るともうネタバレもいいとこなのですが……というか、やはりここまで来たからには自分の目でその最後を確かめるべきでしょう、と思うので重要な部分はちょっとはぶきつつ。
とりあえず……かいつまんで軽く触れると。
カンジ戦。
あー、敵の《人形》にこういう能力があっても不思議ではないわけですな。
物理攻撃というよりも精神攻撃、という。
それでもカンジが目先の幸せではなくて、今までの戦い、仲間たちの守った物を引き継ぐために現実から目を背けずに頑張ってくれたのが嬉しかったと同時に、とても切ない。
勝っても、もう滅びかけてる地球なのに、それでも守り切ったカンジは本当にすごい。
●●戦
え……ここへ来てパイロットがこの子!?と驚愕。
いやはや、原作ではあれだけの出番だった子をここまですごいことにしていたとは。
しかしやり方はどうあれ…辛かったんだろうな、と思います。
それでも頑張って戦っていたのには胸を突かれました……。
しかもここで、アシムペ=ジアースのあるルールというか能力が影響して、結構辛い戦いになってたのがまた、うまく設定を活かしてるなぁと思いました。
そしてやっぱり田中さんは……嗚呼……。
最後は少しでも救われていたのだといいけど……。
ボロボロの地球をこの先どうするのか……という件に関して田中さんが残したアイデアが衝撃でした。
これは日本人だと思いつくとかいう以前の問題だ、確かに。
急にものすごいSFになったなぁ(いや今までも十分SFなわけですが、どっちかというと人の葛藤を描いていたのでこう来るとは予想外)。
ウシロ戦
ああ……アニメもそうだった。原作もそうだった。
そして小説版も、最終戦と引き継ぎ戦はやはりウシロなんですね。
妹を虐待することでしか、家族のつながりを観じられなかった子が、仲間たちの戦いをずっと見て来て、妹の戦いも目にして、変わっていないようで実は心の中で少しずつ変わって行って、最後は「誰かを守るために戦う」と決意するのは読んでいて辛いです。
最後はこの子なんだろう、と思ってはいてもやはり死が確定されるので辛い物は辛いのです。
泣いて止める父親に、ウシロが応えた言葉が泣けました。
これは非情に辛い選択で自分勝手かもしれないけど、1つの甘えでもあるよな、と。
もしかしたらウシロが初めて父親に甘えた事(というか父親に担って欲しいと頼んだ事)なんじゃないかと思いました。
お前、不器用すぎるよホントに……。
一時はどうなるかと思いましたが、思ったより救いのある終り方をしたような気がします。
なんだか『ワ●ピース』のアラバスタ編をちょっと思い出したりもした(笑)
「国とは人なのだ」、という事。そのスケールをちょっと大きくした感じだな、と。
何はともあれ、きちんと完結させたことに拍手を送りたい。
そして、原作はちょうとあと1年で終ると巻末のインタビューにありました。
そっか……マチ戦、そしてウシロ戦ですね。もう一度最初から読み返したくなったなー。
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