オーディンスフィアキャラ語り
2007年9月12日 ■ゲームプレイ記クリアしたのでキャラとキャラ別ストーリーについて呟いてみます。
気がついたら、すごい長くなった……(笑)
EDネタバレありますので、プレイ中の方、未プレイで購入予定の方は御注意!!
◆ 主人公ズ ◆
グウェンドリン(声:川澄綾子) 「ワルキューレ」
父親の愛情を求めて振り向いてもらおうと少しでも役に立ちたいと、必死になる様が序盤はなんだか痛々しかった。彼女が本当に声をかけて欲しい瞬間にたった一言だけでもオーダインが優しい言葉をくれていたら、きっとオズワルドよりも父上を選んでたかもしれないのにね(笑)
最初は「お父様のために」と多分流されながら行動していたような部分があったのに、オズワルドへの恋慕を自覚してからひたすら自分のために奔走する姿が可愛かった。
「私の主人を返していただきます」ってすっごい萌えましたよ!
「愛はもとより幻のようなもの 今はその幻を失う事の方が恐ろしいのです」
父より旦那を取った瞬間は、誰よりも健気でそして勇ましかった!
彼女の終章のテラスでの語りは、実に恥ずかしかったです。(あまりにもセリフがくさくて(笑))
髪を下ろしてドレスになると淑女!という感じで七変化(笑)を楽しめたキャラでした。
父親以外には、結構ちゃんと愛情表現されていたような気がします。
ミリスとか、ちゃんとグウェンドリンの優しい部分を見ていてくれてたからこそ、彼女に付いて来てくれてたんだなぁと。
コルネリウス(声:浪川大輔) 「呪われ王子の冒険」
人間だった頃は色恋にうつつを抜かしといて、認めてもらえないならば「王族を捨てます」なんて甘っちょろいこと言う王子だなぁ……と思ってましたが。
プーカ姿でも凛々しく勇敢振る舞う様がだんだんたくましく思えてきまして。実はかなり男前なんじゃね?と(笑)
多少世間知らずで甘い部分は残っていそうですが、青臭い理想も思考も、まっすぐな気性のおかげで嫌みが無いというか。だからこそ、ワーグナーにすら「お前の心根には感じ入る物が有る」と言って1回だけでも協力してもらえたんでしょう。
あの小さいプーカの姿で、諦めずに頑張っている姿を見てたらすっごい好きなキャラになりました。
むしろギャップ萌えともいいます(笑)
それにしても、もしすぐにプーカから元に戻れてコルネリウスが王を継いでいたら、タイタニアはもう少し民に優しいマシな国になってたんじゃ……と思わなくもない。
ハムラビ法典みたいなすごい法律持った国ですよね、タイタニア……。
ベルベットにささやく言葉は、王子らしく気品にあふれていますが、これまた恥ずかしい言葉のオンパレードですね!(笑)
終章〜終焉あたりから「ベルベット姫!」じゃなくて「ベルベット!」と呼び捨てにし始めたのが良い。燃える。
メルセデス(声:能登麻美子) 「妖精の国の物語」
最初はゴツイ名前だけど(笑)可愛いなぁ…しかも能登さんだ…くらいにしか思ってなかったんですが……。甘ちゃんで考えが幼い王女だった彼女が、母王の戦死と叔父の裏切りと謀反によって、否応無しに強くならなければいけなかったことを思うと、泣けてくる。
メルセデスだけ恋人も旦那も居ない……と思ったら、思わぬロマンス発生で一気に株が上昇した(笑)
カエル姿のイングヴェイに呪いを解いてくれと…「さあブチュっと!」という感じで迫られて引いてる一連のやり取りを見てるのは、たいそう楽しかったです!
カエルから人の姿に戻った途端、イングヴェイに一目惚れしたんでしょうかね。「あなたがいないとうまくやっていけない」とモジモジする姿は可愛かった……!! しかも、その後「きっとまた会えるさ」のイングヴェイの言葉を支えに頑張ってるあたりとか、ほんと健気だ!!
魔王との戦いの前の演説は、「あの子がこんなに立派になって…」と爺やじゃないけど感動しました。
娘を見守る母の気分だ……。女王になったばかりの頃はどうすればいいかわからない的にオロオロしていて、叔父のメルヴィンになめられていたけど、打ち負かした魔王に誓いを立てさせるあたりはホントに立派だった。
「誓え!」と魔王に弓をつきつける様は、鳥肌が立ちました。頑張ったね、メルセデス……。
でも終章では真EDでもBADでも死が待っている彼女が痛ましい。イングヴェイとの再会の瞬間はどっちかが瀕死か亡骸か……だしな。花のように儚く、でも力強い生き様を見せていただきました。
世界樹となった彼女は、ある意味大地の母ですよね。
オズワルド (声:千葉進歩) 「死と闇黒の剣」
購入前の第一印象では普通に一番好きでした。もっと強いクールな男かと思っていたけど、プレイ後はだいぶ印象が変わったキャラです。
引きこもりというか後ろ向きというか、メルセデス編で会うと「俺に話しかけないでくれ」みたいな(笑)暗いヤツだったので、グウェンドリン編で見せたポエミィっぷりはどこへ!?と思ってました。
育ての親だと思っていたメルヴィンにも道具扱いされて、自分には何も残っていない……と絶望する彼に唯一残されたのが、グウェンドリンとの(一方的な)出会いだったわけですね。
ワーグナーと戦ってグウェを手に入れた時は、確かに自分のために戦って活き活きしてました(笑)
グウェ編では、せっかく手に入れて渡した指輪を、オーダインに横流し(笑)されただけで絶望してしまうなど、かなり精神的にもろい部分があるようで……。油断してると冥界に連れていかれる旦那ってヤダなぁ(笑)
グウェンドリンと一緒に居る時は、ものすごいポエミィなセリフを平気で放つ面白い旦那です。
あのオズワルドに終焉の終章で「こんなのを見たら 信じないわけにはいかないじゃないか……希望を!」とか言われた時にはブッハ!と恥ずかしさに吹いてしまいました(ごめんオズワルド……)。
ベルベット(声:沢城みゆき) 「運命とともに」
立ち姿も歩き姿も戦闘姿もエロイです。(いきなり) でも、コルネリウスと一緒にいると声色まで変わる。
凛々しいときの声と、優しい時の声色の違いがすっごい好き。
本当はそんなに強くないけど、強くあらなければならないという、最初からそれを強要されていた彼女はずっと張りつめていたんじゃないかと思います。
彼女の決意とかストーリーとかは終始、悲壮感が漂う感じでしたが……影ながらコルネリウスが助けてくれていたのってとても支えになっていたんじゃないかなぁ。森で逢瀬を重ねている時は、きっと唯一気持ちの休まる時間だったんじゃないかと。
ベルベット編は、抗いたいけど抗えない、でも戦わないとならない…というもどかしさがずっと付いて回っていたエピソードです。
コルネリウス編で、小さなプーカ姿の王子を優しく抱きしめる姿にキュンキュンした!(そしてそんな仕草も色っぽいのです)
彼女の黄色プーカ姿は可愛かったです。呪いとはいえ、コルネリウスとお揃いかと思うと!!
◆ その他 ◆ …個人的に気になった人たち
イングヴェイ(声:森久保祥太郎)
バレンタイン王国を滅ぼした原因になったわ(プーカの呪いの元凶)、コルネリウスに呪いをかけるわ、自身もカエルにされるわ、秘術でダーコーヴァに自らなったとはいえ、その後は精神蝕まれて終焉を招く獣と化すわ……。
何と言うか散々ですね……。でも、彼は6人目の主人公と言っても過言ではないと!!!
隠しストーリーみたいな感じで、イングヴェイルートも辿って、裏で暗躍してみたかったです(笑)
と、なると攻撃方法は魔法?魔法王子?
コルネリウス編で出てくる時は、シスコンで嫌なヤツ!!……まあ、最後はベルベットのためとはいえ協力してくれたからちょっとだけ見直したぜ!……と思ってたんですが。
メルセデス編でガラリと印象が変わった人です。
このカエルの声、さっきコル編で聞いたなぁ…森久保さんこんなキャラまで!……と思ってたら、あの尊大そうな口調!…い…イングヴェイ!?(笑)と思った時は「何があったー!?」と爆笑しました。
なるほどー、コルネリウスの終章の時に魔法使いと相対して、カエルにされちゃったわけですね。
結局、彼のした事はあれこれ裏目に出てしまったわけですが、唯一メルセデスと関わったことだけは彼女の心の支えになれたというか……いい方向にいってましたね。
メルセデスのBAD END時の、彼女の告白に応えられないと泣き崩れるイングヴェイが悲し過ぎでした。
なんか、一番報われないというか救いが無い悲壮なキャラだった気がします……。でも好きだ。
魔王・オーダイン(声:立木文彦)
この親父はぁ!!! ……と何度思ったことか。王としての尊厳を守ろうとするあまり、大事な部分に目を背けていたから最後の最後で娘を旦那に取られるんだよ!(笑)
不器用とも言うのかもしれませんが、それにしたって色々一方通行な親父でしたな。
冥界の女王・オデット(声:本田貴子)
超ボイン(笑)。そして人の話を全然聞かない人(笑) 自国の中では「私がルール」を絶対にねじ曲げない、むしろそのトコトン冷徹でいて一本気なところがかえって小気味良いです。
実はビジュアル的にもかなり好きなお方です。黒レースがなびくドレスが美しい。半分骨が見えてますが(笑)
炎の王・オニキス(声:関智一)
人の話を聞かないパート2?むしろ自己中ベスト1。一途なまでにグウェンドリンを思うのはいいけれど、
「自分に従っていればいいのだ」はオーダインと良く似てますね。
王ってのは皆こんなんなのか。炎の王という何ふさわしい、どこまでも一方的な炎上っぷり。
嫌いじゃないんだけど、主人公側から見ると手の付けられないしょーもない人だなぁ……という印象。
妖精国・女王・エルファリア(声:本田貴子)
メルセデスの太ももは、紛う事無くこの方からの遺伝ですね!(笑)
娘に対して「お前はまだ幼い」と言いつつまだ王道を教えてなかったんでしょう。それがメルセデスの世間知らずとおてんばっぷりを生み出すことになってるわけですが……。
率先して戦いに赴く資質ではなかった分、やはりどこかに甘さがあったから、メルヴィンの奸計に気づかなかったわけですね。
タイタニア国王・エドマンド(声:松岡文雄)
この人からあの王子が!?とちょっと疑いの眼差し(笑) 父王を手にかけてから臆病な国王と化してしまったのでしょうが、責任を取るという意味でももっと強くあるべきだったのでは……。
そうでなければタイタニアはあんなに荒れなかったんじゃないかと思います。とはいえ、兄が駆け落ちで出奔したり……と不幸な人です。本来は王にあまり向いてない人だったんだろうなぁ。
飛竜・ワーグナー(声:立木文彦)
意外と友達思いな上、飛竜だけにフットワークが軽い(笑)
竜の中では一番ビジュアルが好きです。誇り高く義理は通す、という実に男前な竜でした。
指輪のために、オズワルドに倒されてしまったのはちょっと可哀想です。
暴竜・ベリアル(声:飯塚昭三)
利用され続けて哀れな竜。コルネリウスに「自分を倒す力があるなら殺してくれ」というあたり、もう何もかも嫌だ!な状態になっていたのでしょう。
賢竜・ハインデル(声:若本規夫)
オズワルド編でいきなり倒されてしまいますが、まさか彼の遺した最後の言葉が終焉時に重要な要素を持っていたとはー。
未来を予見できるなら、卵を盗まれることは予見出来なかったのか……?と疑問がよぎります。
妖精族・メルヴィン(声:速水奨)
速水さんの声のおかげで、うさんくささ倍増(笑) いや最初から何か企んでいそうな、タダでは終らなそうな雰囲気でした。「真の名は…ニーズホッグ…」に思わず「ええ!?」
プーカ族・ミリス(声:伊藤美紀)
魔法で眠り姫状態のグウェンドリンを守ろうと「私こう見えても強いんですからね!」とオズワルドに震えながら立ち向かおうとする姿が素敵過ぎた……!!!
グウェ編で城にいる時、彼女だけはグウェを気にかけてくれてるので、とても癒されました。
終焉BAD ENDで最後に1人取り残されて、天に祈る様が印象的。
プーカ族・メリル(声:南央美)
「大変!」と言っていてもあまり大変そうに聞こえない不思議なテンション(笑)
ちょっとボンヤリなお嬢さんの印象があります。
アリス
屋根裏部屋で「オーディンスフィア」をひたすら読みふけっている女の子。
にゃんこのソクラテスを抱えてソファに座る様がたいへん可愛らしい。
本に付いていたカザリのコインを彼女が「お話のお礼に」とくれたことで、コルネリウスとベルベットが呪いを解くことが出来たというのも感慨深いです。
「お話」が真実なのであれば、アリスはオズワルドとグウェンドリンの数千年後の子孫ということなんですね。
気がついたら、すごい長くなった……(笑)
EDネタバレありますので、プレイ中の方、未プレイで購入予定の方は御注意!!
◆ 主人公ズ ◆
グウェンドリン(声:川澄綾子) 「ワルキューレ」
父親の愛情を求めて振り向いてもらおうと少しでも役に立ちたいと、必死になる様が序盤はなんだか痛々しかった。彼女が本当に声をかけて欲しい瞬間にたった一言だけでもオーダインが優しい言葉をくれていたら、きっとオズワルドよりも父上を選んでたかもしれないのにね(笑)
最初は「お父様のために」と多分流されながら行動していたような部分があったのに、オズワルドへの恋慕を自覚してからひたすら自分のために奔走する姿が可愛かった。
「私の主人を返していただきます」ってすっごい萌えましたよ!
「愛はもとより幻のようなもの 今はその幻を失う事の方が恐ろしいのです」
父より旦那を取った瞬間は、誰よりも健気でそして勇ましかった!
彼女の終章のテラスでの語りは、実に恥ずかしかったです。(あまりにもセリフがくさくて(笑))
髪を下ろしてドレスになると淑女!という感じで七変化(笑)を楽しめたキャラでした。
父親以外には、結構ちゃんと愛情表現されていたような気がします。
ミリスとか、ちゃんとグウェンドリンの優しい部分を見ていてくれてたからこそ、彼女に付いて来てくれてたんだなぁと。
コルネリウス(声:浪川大輔) 「呪われ王子の冒険」
人間だった頃は色恋にうつつを抜かしといて、認めてもらえないならば「王族を捨てます」なんて甘っちょろいこと言う王子だなぁ……と思ってましたが。
プーカ姿でも凛々しく勇敢振る舞う様がだんだんたくましく思えてきまして。実はかなり男前なんじゃね?と(笑)
多少世間知らずで甘い部分は残っていそうですが、青臭い理想も思考も、まっすぐな気性のおかげで嫌みが無いというか。だからこそ、ワーグナーにすら「お前の心根には感じ入る物が有る」と言って1回だけでも協力してもらえたんでしょう。
あの小さいプーカの姿で、諦めずに頑張っている姿を見てたらすっごい好きなキャラになりました。
むしろギャップ萌えともいいます(笑)
それにしても、もしすぐにプーカから元に戻れてコルネリウスが王を継いでいたら、タイタニアはもう少し民に優しいマシな国になってたんじゃ……と思わなくもない。
ハムラビ法典みたいなすごい法律持った国ですよね、タイタニア……。
ベルベットにささやく言葉は、王子らしく気品にあふれていますが、これまた恥ずかしい言葉のオンパレードですね!(笑)
終章〜終焉あたりから「ベルベット姫!」じゃなくて「ベルベット!」と呼び捨てにし始めたのが良い。燃える。
メルセデス(声:能登麻美子) 「妖精の国の物語」
最初はゴツイ名前だけど(笑)可愛いなぁ…しかも能登さんだ…くらいにしか思ってなかったんですが……。甘ちゃんで考えが幼い王女だった彼女が、母王の戦死と叔父の裏切りと謀反によって、否応無しに強くならなければいけなかったことを思うと、泣けてくる。
メルセデスだけ恋人も旦那も居ない……と思ったら、思わぬロマンス発生で一気に株が上昇した(笑)
カエル姿のイングヴェイに呪いを解いてくれと…「さあブチュっと!」という感じで迫られて引いてる一連のやり取りを見てるのは、たいそう楽しかったです!
カエルから人の姿に戻った途端、イングヴェイに一目惚れしたんでしょうかね。「あなたがいないとうまくやっていけない」とモジモジする姿は可愛かった……!! しかも、その後「きっとまた会えるさ」のイングヴェイの言葉を支えに頑張ってるあたりとか、ほんと健気だ!!
魔王との戦いの前の演説は、「あの子がこんなに立派になって…」と爺やじゃないけど感動しました。
娘を見守る母の気分だ……。女王になったばかりの頃はどうすればいいかわからない的にオロオロしていて、叔父のメルヴィンになめられていたけど、打ち負かした魔王に誓いを立てさせるあたりはホントに立派だった。
「誓え!」と魔王に弓をつきつける様は、鳥肌が立ちました。頑張ったね、メルセデス……。
でも終章では真EDでもBADでも死が待っている彼女が痛ましい。イングヴェイとの再会の瞬間はどっちかが瀕死か亡骸か……だしな。花のように儚く、でも力強い生き様を見せていただきました。
世界樹となった彼女は、ある意味大地の母ですよね。
オズワルド (声:千葉進歩) 「死と闇黒の剣」
購入前の第一印象では普通に一番好きでした。もっと強いクールな男かと思っていたけど、プレイ後はだいぶ印象が変わったキャラです。
引きこもりというか後ろ向きというか、メルセデス編で会うと「俺に話しかけないでくれ」みたいな(笑)暗いヤツだったので、グウェンドリン編で見せたポエミィっぷりはどこへ!?と思ってました。
育ての親だと思っていたメルヴィンにも道具扱いされて、自分には何も残っていない……と絶望する彼に唯一残されたのが、グウェンドリンとの(一方的な)出会いだったわけですね。
ワーグナーと戦ってグウェを手に入れた時は、確かに自分のために戦って活き活きしてました(笑)
グウェ編では、せっかく手に入れて渡した指輪を、オーダインに横流し(笑)されただけで絶望してしまうなど、かなり精神的にもろい部分があるようで……。油断してると冥界に連れていかれる旦那ってヤダなぁ(笑)
グウェンドリンと一緒に居る時は、ものすごいポエミィなセリフを平気で放つ面白い旦那です。
あのオズワルドに終焉の終章で「こんなのを見たら 信じないわけにはいかないじゃないか……希望を!」とか言われた時にはブッハ!と恥ずかしさに吹いてしまいました(ごめんオズワルド……)。
ベルベット(声:沢城みゆき) 「運命とともに」
立ち姿も歩き姿も戦闘姿もエロイです。(いきなり) でも、コルネリウスと一緒にいると声色まで変わる。
凛々しいときの声と、優しい時の声色の違いがすっごい好き。
本当はそんなに強くないけど、強くあらなければならないという、最初からそれを強要されていた彼女はずっと張りつめていたんじゃないかと思います。
彼女の決意とかストーリーとかは終始、悲壮感が漂う感じでしたが……影ながらコルネリウスが助けてくれていたのってとても支えになっていたんじゃないかなぁ。森で逢瀬を重ねている時は、きっと唯一気持ちの休まる時間だったんじゃないかと。
ベルベット編は、抗いたいけど抗えない、でも戦わないとならない…というもどかしさがずっと付いて回っていたエピソードです。
コルネリウス編で、小さなプーカ姿の王子を優しく抱きしめる姿にキュンキュンした!(そしてそんな仕草も色っぽいのです)
彼女の黄色プーカ姿は可愛かったです。呪いとはいえ、コルネリウスとお揃いかと思うと!!
◆ その他 ◆ …個人的に気になった人たち
イングヴェイ(声:森久保祥太郎)
バレンタイン王国を滅ぼした原因になったわ(プーカの呪いの元凶)、コルネリウスに呪いをかけるわ、自身もカエルにされるわ、秘術でダーコーヴァに自らなったとはいえ、その後は精神蝕まれて終焉を招く獣と化すわ……。
何と言うか散々ですね……。でも、彼は6人目の主人公と言っても過言ではないと!!!
隠しストーリーみたいな感じで、イングヴェイルートも辿って、裏で暗躍してみたかったです(笑)
と、なると攻撃方法は魔法?魔法王子?
コルネリウス編で出てくる時は、シスコンで嫌なヤツ!!……まあ、最後はベルベットのためとはいえ協力してくれたからちょっとだけ見直したぜ!……と思ってたんですが。
メルセデス編でガラリと印象が変わった人です。
このカエルの声、さっきコル編で聞いたなぁ…森久保さんこんなキャラまで!……と思ってたら、あの尊大そうな口調!…い…イングヴェイ!?(笑)と思った時は「何があったー!?」と爆笑しました。
なるほどー、コルネリウスの終章の時に魔法使いと相対して、カエルにされちゃったわけですね。
結局、彼のした事はあれこれ裏目に出てしまったわけですが、唯一メルセデスと関わったことだけは彼女の心の支えになれたというか……いい方向にいってましたね。
メルセデスのBAD END時の、彼女の告白に応えられないと泣き崩れるイングヴェイが悲し過ぎでした。
なんか、一番報われないというか救いが無い悲壮なキャラだった気がします……。でも好きだ。
魔王・オーダイン(声:立木文彦)
この親父はぁ!!! ……と何度思ったことか。王としての尊厳を守ろうとするあまり、大事な部分に目を背けていたから最後の最後で娘を旦那に取られるんだよ!(笑)
不器用とも言うのかもしれませんが、それにしたって色々一方通行な親父でしたな。
冥界の女王・オデット(声:本田貴子)
超ボイン(笑)。そして人の話を全然聞かない人(笑) 自国の中では「私がルール」を絶対にねじ曲げない、むしろそのトコトン冷徹でいて一本気なところがかえって小気味良いです。
実はビジュアル的にもかなり好きなお方です。黒レースがなびくドレスが美しい。半分骨が見えてますが(笑)
炎の王・オニキス(声:関智一)
人の話を聞かないパート2?むしろ自己中ベスト1。一途なまでにグウェンドリンを思うのはいいけれど、
「自分に従っていればいいのだ」はオーダインと良く似てますね。
王ってのは皆こんなんなのか。炎の王という何ふさわしい、どこまでも一方的な炎上っぷり。
嫌いじゃないんだけど、主人公側から見ると手の付けられないしょーもない人だなぁ……という印象。
妖精国・女王・エルファリア(声:本田貴子)
メルセデスの太ももは、紛う事無くこの方からの遺伝ですね!(笑)
娘に対して「お前はまだ幼い」と言いつつまだ王道を教えてなかったんでしょう。それがメルセデスの世間知らずとおてんばっぷりを生み出すことになってるわけですが……。
率先して戦いに赴く資質ではなかった分、やはりどこかに甘さがあったから、メルヴィンの奸計に気づかなかったわけですね。
タイタニア国王・エドマンド(声:松岡文雄)
この人からあの王子が!?とちょっと疑いの眼差し(笑) 父王を手にかけてから臆病な国王と化してしまったのでしょうが、責任を取るという意味でももっと強くあるべきだったのでは……。
そうでなければタイタニアはあんなに荒れなかったんじゃないかと思います。とはいえ、兄が駆け落ちで出奔したり……と不幸な人です。本来は王にあまり向いてない人だったんだろうなぁ。
飛竜・ワーグナー(声:立木文彦)
意外と友達思いな上、飛竜だけにフットワークが軽い(笑)
竜の中では一番ビジュアルが好きです。誇り高く義理は通す、という実に男前な竜でした。
指輪のために、オズワルドに倒されてしまったのはちょっと可哀想です。
暴竜・ベリアル(声:飯塚昭三)
利用され続けて哀れな竜。コルネリウスに「自分を倒す力があるなら殺してくれ」というあたり、もう何もかも嫌だ!な状態になっていたのでしょう。
賢竜・ハインデル(声:若本規夫)
オズワルド編でいきなり倒されてしまいますが、まさか彼の遺した最後の言葉が終焉時に重要な要素を持っていたとはー。
未来を予見できるなら、卵を盗まれることは予見出来なかったのか……?と疑問がよぎります。
妖精族・メルヴィン(声:速水奨)
速水さんの声のおかげで、うさんくささ倍増(笑) いや最初から何か企んでいそうな、タダでは終らなそうな雰囲気でした。「真の名は…ニーズホッグ…」に思わず「ええ!?」
プーカ族・ミリス(声:伊藤美紀)
魔法で眠り姫状態のグウェンドリンを守ろうと「私こう見えても強いんですからね!」とオズワルドに震えながら立ち向かおうとする姿が素敵過ぎた……!!!
グウェ編で城にいる時、彼女だけはグウェを気にかけてくれてるので、とても癒されました。
終焉BAD ENDで最後に1人取り残されて、天に祈る様が印象的。
プーカ族・メリル(声:南央美)
「大変!」と言っていてもあまり大変そうに聞こえない不思議なテンション(笑)
ちょっとボンヤリなお嬢さんの印象があります。
アリス
屋根裏部屋で「オーディンスフィア」をひたすら読みふけっている女の子。
にゃんこのソクラテスを抱えてソファに座る様がたいへん可愛らしい。
本に付いていたカザリのコインを彼女が「お話のお礼に」とくれたことで、コルネリウスとベルベットが呪いを解くことが出来たというのも感慨深いです。
「お話」が真実なのであれば、アリスはオズワルドとグウェンドリンの数千年後の子孫ということなんですね。
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