オーディンスフィア・コンプ
2007年9月11日 ■ゲームプレイ記勢いに乗っている今のうちに……と思ってアーカイブを埋めて最後のエピソードを見るために、BAD ENDも見ましたであります。
なんというかもう……アレだ……死に過ぎ……。
いやオデンはヴァニラウェア風・北欧神話なので、「世界の終焉と再生」(すなわちラグナロク)が根本にあるから仕方ないとはいえ。
これも真EDを見るため!と痛々しい終り方になるのを分かっていながらも、終焉の獣たちを倒しましたよ。
そんなわけで、以下「終焉」のBADと真EDのネタバレ有りです。
BADを見るためには、叙事詩で標されているキャラのいわゆるハズレで戦いに挑めば見ることが出来ます。
だいたいは、そのボスキャラに関係のある人物を選べばOK。
関連のあまり無いキャラだと、個別のストーリーは出てこないで、共通のものになります。
(しかしこれを全部見ないことには、ストーリーアーカイブが埋まらないのだ)
vs6つ目の獣(ダーコーヴァ)
●ベルベット(個別ED)
嫌な予感がして来てみた……というベルベット、獣に変じたイングヴェイに「殺してくれ…」と言われて「あなたを救えないのなら私も…」と決意を胸に挑みますって…双子で相打ちかよ!!
お母様のもとへこれで行ける、三人で暮らせるといいね……で倒れるベルベットがーーー!!!
せめてここでコルネリウスに駆けつけて欲しいですよホントに……。
●メルセデス(個別ED)
戦う前に、獣がイングヴェイだと知らされてます。。うまいことダーコーヴァを操る秘術を手に入れたベルドーによって。
こいつ、イングヴェイにプーカの呪いをかけられたせいで、冥府で殺されても正気を保っていたらしい。しかも術もそのまま使えるってズルくないか!?
戦って傷ついたメルセデスにティトレルの指輪のありかを吐かせようと詰め寄るベルドーを、元の姿に戻ったイングヴェイがナイフで止めをさしました。
でもメルセデスは虫の息。「笑わないでね、ずっと好きだったの…」の言葉を遺して大地に還ってしまいました。
イングヴェイはこの期におよんで、メルセデスへの気持ちに気づくけど「血塗られた自分がその思いに応えることが出来るわけない」、と実に痛々しいすれ違い。
どこまで悲恋なんだ、イングヴェイとメルセデス!! 真EDに至っては死に際すら見とれずにお別れだしよ!
vs冥府の王
●コルネリウス(個別ED)
叙事詩通りのオズワルドで倒すと、背景がわからないままに倒すことになるんですが、コルネリウスか他共通EDのキャラだと、冥府の王と化したガロン王が自分の息子であるタイタニア現国王を食い殺したことが分かります……って嫌な背景だな。
勝ったとしても、死の国のオデット女王の力を持ち、かつタイタニア王家の血筋でなければすぐに身体は再生するというのも、これでわかります。
コルネリウスにいたっては、「我が肉の一部となるがいい」とバックリ食われてしまいますよ。
ああ……タイタニア王家って結構呪われた血筋だよな……。(親殺し・子殺しって)
vs灼熱の化身
●グウェンドリン(個別ED)
暴れるオニキスが、本当は見せたくなかったという灼熱の獣の姿を見ても怯まないグウェンドリンが格好イイ。
「こんな姿では愛せないだろう」と言いますが、姿じゃないんだよな……。
グウェンドリンがオニキスではなくオズワルドを選んだのは、何よりグウェンドリンの「個」を大切にしてくれてたからなんだよね。
それが分かってない男はどうしようもないです。
力尽きたグウェンドリンの亡骸をかかえて「これで私のものだ」ってどこまで自分勝手なんだかな!!!
「灰にしてしまってから、それが大事なものだったと気づく」ってどこの子供だか!
●オズワルド(個別ED)
三角関係が灼熱化ーーーーーーーーーー!(笑)
いやもう、グウェンドリンがその場に居なければ、邪魔者オズワルドを消したいと思うんだろうな、やっぱり。
一応勝ったとしても、オデットの闇の力を使い過ぎたオズワルドは闇に捕われてバグベアになってしまいます。もはや本人の意識はほとんど残っておらず、抜け殻だとか……。
うわぁああ悲惨!!! バグベアになったオズワルドは、オニキスにすら相手をしてもらえず、グウェンドリンを本能で探し彷徨う影になってしまいましたとさ……って嫌なEDだなぁ。
死ぬEDも嫌だけど、荒廃した世界で愛しい人を思いながら抜け殻の影となって彷徨うって。
vs結晶炉
●これは共通EDのみ。
ベルベット以外で倒すと、炉を壊してしまうようで。バレンタイン王が壊れかけの炉から最期の竜を召喚すると、結晶炉は暴走・爆発して倒した者を巻き込んで消滅……というED。あっさりしつつも、報われない。
メルセデスで戦うと楽です。あんまり飛び乗らなくで済む。
結晶炉に関しては、コルネリウスには個別EDが欲しかった気がします。
炉を稼働させたバレンタイン王の野望を何度も邪魔したのに「サイファー使いよ」と言われるだけってのもなー。
恋人も密接に関わってるんだし、何かしらのリアクションが欲しかった。
vs最後の竜
●同じくグウェンドリン以外では個別EDも無し。
共通EDを見るためだけなら、メルセデスでは挑まない方がいい……。
竜の背の移動がすっっごくし辛い。頭までたどりつけばひたすら連射でいけるんだけど
その移動がふわふわして背にうまく着地出来なくて下に落ちる。
なので、共通EDのために戦うだけなら王子かオズかベルがおすすめ。
時にこのステージは音楽がOPでも使われている穏やかな曲で、ラスボス戦だというのにハデハデしさは無いんだけど……それがかえって世界の終焉っぽい雰囲気を感じる。
倒したことが出来たとしても、世界は崩壊……最期にホルン山だった小さな足場に1人ミリスが遺されるというEDに流れます。
その足場もいよいよ崩れていき……という。実に救いの無いEDでした。
生と死の糸車
アリスが本を閉じ、終焉の章の表紙に付いていたコインを「プーカさん、お話のお礼にこのコインをあげるわ」〜からプーカのワープポイントから2人のプーカ(コルネリウスと黄色いプーカ)が現れて、「生と死の糸車」の本を置いて行くのも一緒。
その後、レヴァンタン戦後にコルドロンを使って世界を再生し、グウェンドリンとオズワルドが人類の始祖となるわけですが……。
共通EDも個別も全部見ると、ここでさらに続きがみられます。
アリスのくれたコインで、全部そろったらしくコルネリウスとベルベットがコインに呼びかけると、狂気に落ちる前のバレンタイン王の幻影が出て来て願いを叶えてくれると言います。
って「ここまでに費やした幾千年に応えてくれ」と王子が言ってたってことは、終焉〜アリスの居る時代から数千年経ってるってことですね……。
いよいよ呪いを解いてもらおうか、という時に「プーカの姿のままならば、魂は変わらずに永遠の時を共に過ごせるけれど、人間に戻れば100年たらずで死に至るがいいのか」と王子が問いかけます。
プーカ時間が長かったから、未練でもあるんかい、王子。
でもベルベットは、人に入り交じり限られた時間を精一杯過ごすことの方が尊いのではないか、と。
愛しい人の言葉にはあっさりうなずく王子です(笑)
そして二人、元の姿に戻ります。
死が二人を分つまで、死しても魂は共にと。最後までどこまでもラブラブな二人(笑)
てか、いきなりあんな格好の人たちが現代にいたらビックリするなぁ。(台無し)
あちこちこそばゆいセリフとかあって恥ずかしい部分もありましたが(見ている方が)、たいそう楽しませていただきました、『オーディンスフィア』!
もう1冊くらい本は出したいなぁ……と思うので(出来ればイングヴェイあたり……)しばらくアーカーブ見て余韻を楽しみたいと思います。
ちなみに総プレイ時間は、グウェンドリンとコルネリウスのレベル上げでもう1周づつして81時間くらいでした。
あー、『グリムグリモア』もこのくらいのボリュームが欲しかった……。
なんというかもう……アレだ……死に過ぎ……。
いやオデンはヴァニラウェア風・北欧神話なので、「世界の終焉と再生」(すなわちラグナロク)が根本にあるから仕方ないとはいえ。
これも真EDを見るため!と痛々しい終り方になるのを分かっていながらも、終焉の獣たちを倒しましたよ。
そんなわけで、以下「終焉」のBADと真EDのネタバレ有りです。
BADを見るためには、叙事詩で標されているキャラのいわゆるハズレで戦いに挑めば見ることが出来ます。
だいたいは、そのボスキャラに関係のある人物を選べばOK。
関連のあまり無いキャラだと、個別のストーリーは出てこないで、共通のものになります。
(しかしこれを全部見ないことには、ストーリーアーカイブが埋まらないのだ)
vs6つ目の獣(ダーコーヴァ)
●ベルベット(個別ED)
嫌な予感がして来てみた……というベルベット、獣に変じたイングヴェイに「殺してくれ…」と言われて「あなたを救えないのなら私も…」と決意を胸に挑みますって…双子で相打ちかよ!!
お母様のもとへこれで行ける、三人で暮らせるといいね……で倒れるベルベットがーーー!!!
せめてここでコルネリウスに駆けつけて欲しいですよホントに……。
●メルセデス(個別ED)
戦う前に、獣がイングヴェイだと知らされてます。。うまいことダーコーヴァを操る秘術を手に入れたベルドーによって。
こいつ、イングヴェイにプーカの呪いをかけられたせいで、冥府で殺されても正気を保っていたらしい。しかも術もそのまま使えるってズルくないか!?
戦って傷ついたメルセデスにティトレルの指輪のありかを吐かせようと詰め寄るベルドーを、元の姿に戻ったイングヴェイがナイフで止めをさしました。
でもメルセデスは虫の息。「笑わないでね、ずっと好きだったの…」の言葉を遺して大地に還ってしまいました。
イングヴェイはこの期におよんで、メルセデスへの気持ちに気づくけど「血塗られた自分がその思いに応えることが出来るわけない」、と実に痛々しいすれ違い。
どこまで悲恋なんだ、イングヴェイとメルセデス!! 真EDに至っては死に際すら見とれずにお別れだしよ!
vs冥府の王
●コルネリウス(個別ED)
叙事詩通りのオズワルドで倒すと、背景がわからないままに倒すことになるんですが、コルネリウスか他共通EDのキャラだと、冥府の王と化したガロン王が自分の息子であるタイタニア現国王を食い殺したことが分かります……って嫌な背景だな。
勝ったとしても、死の国のオデット女王の力を持ち、かつタイタニア王家の血筋でなければすぐに身体は再生するというのも、これでわかります。
コルネリウスにいたっては、「我が肉の一部となるがいい」とバックリ食われてしまいますよ。
ああ……タイタニア王家って結構呪われた血筋だよな……。(親殺し・子殺しって)
vs灼熱の化身
●グウェンドリン(個別ED)
暴れるオニキスが、本当は見せたくなかったという灼熱の獣の姿を見ても怯まないグウェンドリンが格好イイ。
「こんな姿では愛せないだろう」と言いますが、姿じゃないんだよな……。
グウェンドリンがオニキスではなくオズワルドを選んだのは、何よりグウェンドリンの「個」を大切にしてくれてたからなんだよね。
それが分かってない男はどうしようもないです。
力尽きたグウェンドリンの亡骸をかかえて「これで私のものだ」ってどこまで自分勝手なんだかな!!!
「灰にしてしまってから、それが大事なものだったと気づく」ってどこの子供だか!
●オズワルド(個別ED)
三角関係が灼熱化ーーーーーーーーーー!(笑)
いやもう、グウェンドリンがその場に居なければ、邪魔者オズワルドを消したいと思うんだろうな、やっぱり。
一応勝ったとしても、オデットの闇の力を使い過ぎたオズワルドは闇に捕われてバグベアになってしまいます。もはや本人の意識はほとんど残っておらず、抜け殻だとか……。
うわぁああ悲惨!!! バグベアになったオズワルドは、オニキスにすら相手をしてもらえず、グウェンドリンを本能で探し彷徨う影になってしまいましたとさ……って嫌なEDだなぁ。
死ぬEDも嫌だけど、荒廃した世界で愛しい人を思いながら抜け殻の影となって彷徨うって。
vs結晶炉
●これは共通EDのみ。
ベルベット以外で倒すと、炉を壊してしまうようで。バレンタイン王が壊れかけの炉から最期の竜を召喚すると、結晶炉は暴走・爆発して倒した者を巻き込んで消滅……というED。あっさりしつつも、報われない。
メルセデスで戦うと楽です。あんまり飛び乗らなくで済む。
結晶炉に関しては、コルネリウスには個別EDが欲しかった気がします。
炉を稼働させたバレンタイン王の野望を何度も邪魔したのに「サイファー使いよ」と言われるだけってのもなー。
恋人も密接に関わってるんだし、何かしらのリアクションが欲しかった。
vs最後の竜
●同じくグウェンドリン以外では個別EDも無し。
共通EDを見るためだけなら、メルセデスでは挑まない方がいい……。
竜の背の移動がすっっごくし辛い。頭までたどりつけばひたすら連射でいけるんだけど
その移動がふわふわして背にうまく着地出来なくて下に落ちる。
なので、共通EDのために戦うだけなら王子かオズかベルがおすすめ。
時にこのステージは音楽がOPでも使われている穏やかな曲で、ラスボス戦だというのにハデハデしさは無いんだけど……それがかえって世界の終焉っぽい雰囲気を感じる。
倒したことが出来たとしても、世界は崩壊……最期にホルン山だった小さな足場に1人ミリスが遺されるというEDに流れます。
その足場もいよいよ崩れていき……という。実に救いの無いEDでした。
生と死の糸車
アリスが本を閉じ、終焉の章の表紙に付いていたコインを「プーカさん、お話のお礼にこのコインをあげるわ」〜からプーカのワープポイントから2人のプーカ(コルネリウスと黄色いプーカ)が現れて、「生と死の糸車」の本を置いて行くのも一緒。
その後、レヴァンタン戦後にコルドロンを使って世界を再生し、グウェンドリンとオズワルドが人類の始祖となるわけですが……。
共通EDも個別も全部見ると、ここでさらに続きがみられます。
アリスのくれたコインで、全部そろったらしくコルネリウスとベルベットがコインに呼びかけると、狂気に落ちる前のバレンタイン王の幻影が出て来て願いを叶えてくれると言います。
って「ここまでに費やした幾千年に応えてくれ」と王子が言ってたってことは、終焉〜アリスの居る時代から数千年経ってるってことですね……。
いよいよ呪いを解いてもらおうか、という時に「プーカの姿のままならば、魂は変わらずに永遠の時を共に過ごせるけれど、人間に戻れば100年たらずで死に至るがいいのか」と王子が問いかけます。
プーカ時間が長かったから、未練でもあるんかい、王子。
でもベルベットは、人に入り交じり限られた時間を精一杯過ごすことの方が尊いのではないか、と。
愛しい人の言葉にはあっさりうなずく王子です(笑)
そして二人、元の姿に戻ります。
死が二人を分つまで、死しても魂は共にと。最後までどこまでもラブラブな二人(笑)
てか、いきなりあんな格好の人たちが現代にいたらビックリするなぁ。(台無し)
あちこちこそばゆいセリフとかあって恥ずかしい部分もありましたが(見ている方が)、たいそう楽しませていただきました、『オーディンスフィア』!
もう1冊くらい本は出したいなぁ……と思うので(出来ればイングヴェイあたり……)しばらくアーカーブ見て余韻を楽しみたいと思います。
ちなみに総プレイ時間は、グウェンドリンとコルネリウスのレベル上げでもう1周づつして81時間くらいでした。
あー、『グリムグリモア』もこのくらいのボリュームが欲しかった……。
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