6巻ですんごい気になる終り方したもんだから、アメリカで彼女が一人立ちでもして落着いた頃にようやく見つかって……な展開にでもなるかと思いましたが、あっさり見つかってやんの。
(いやいいことですが)

そんなわけで、最終巻ですね。(まだ外伝があるようですが)
個人的に、気性の激しいモニカ姉さまとか、自信満々なドロテア奥様とか、淑女というにはちょっと情熱的な女性陣が好きだったので、最後に出番が結構多くて楽しかったです。

『エマ』はついつい1コマ1コマをじっくりながめてしまいます。
作者が髪の1本、皺のひとつにまでうっかりしっかり描いてしまっているのを、こっちもついつい魅入ってながめてしまうわけです。

「この服のシワの具合いい!」とか「このスカートのひるがえり方がなんとも……!」とか、「髪のうねり方が美しい……」とか(笑)
ひとつのシーンをわざわざ細かく描いてあったりするあたりとか、この漫画ならではの空気感がありますね。
(エマが着替えてるだけなのに2-3p使ったりとか(笑))
いいなぁ……こういうふうに時間かけて1枚をじっくりと絵を描きたいなぁ。

なにか……落着くんですよね、時間の流れが。

この先もちょっと見たいというか、結婚後の話も見てみたかったんですが、そこは外伝で後日談が出るといいな、と期待して待ってみましょう。

とりあえず、『エマ』らしいまったりした終り方でしたね。

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