アトラスとマーベラスのコラボイベントに行ってきました。
正直に言いますと、行く前までは3分の2『血風録』、3分の1『九龍妖魔學園記』といったカンジの割合で観に行ったのです。
しかし!
イイ! 『九龍』激しくイイ!

 まずは音楽! 魔人と同じ新田氏なんだけど、これが全体的にジャズ風にアレンジされていて、とにかくカッコイイ! 試遊台で最初に聞いた時「ル●ン…!?」とかつぶやいてしまいました。
(ここで「ルパ●」というか「カーボー●ビバップ」というかで年代が別れるな…。)
今井監督たっての注文だったらしいのですが、確かに「学園物でジャズ…!?」と一瞬思ってしまうものの、いざ画面と合わせてみたらこれがシブイは格好いいわで……。
音楽だけでも「サントラ買い! 出たら買い!」と思いました。

 そしてダンジョンが綺麗。ワイヤーガンでしかけにひっかけて上に登る、とか、敵との戦闘が画面上では3Dでありながらターン制で弱点を攻撃すると有利になるとか、戦闘システムも凝っているけど難しくない。
アトラス作品ということで3Dダンジョンが激ムズなのではないかと懸念してたのだけど、ちゃんとオートマップもついているし、しかけもそこそこみたいなのでいいのではないかと。
 ただ、しかけを解除したりするところでは、上からの見下ろし画面も見えるようにして欲しいなぁ。
たとえばその辺の石像を回転させるにしても、自分視点だとどっちに向けたらいいかがわかりにくいんだよね。あとはせっかくPS2なのに、ちょっと敵の動きがぎこちなかったかな。もったいない。
 そこらへん、プレイし易さを気をつけてくれれば、ダンジョンパートだけでも延々遊んでも楽しいかもしれない、と思いました。
 あと、主人公がおそらくつけているインカム風のものは、ナビゲーションの声が聞こえていて、それがまた近未来っぽいトレジャーハンターといった風で良い。
声付きのデビルアナライザみたいな(笑)、そんな感じだろうかと。

 個人的にガン系もリアルでかなり燃えました。(実は武器とか結構好き)
魔人とくらべると男性ユーザーにはよりこっちの方がとっつきやすいというか、燃える要素が入っている気がする。そのあたりは、ほんのりメガ●ン臭さが入ってますな。

 そして、予想通りにキャラがベタでいい……得に今どきありえないだろお前!な登場の仕方をしてくれるのは、阿門氏のようです…コートのなびきっぷりがたまりませんでした…笑えて(笑)
學園内になぜか墓があって、しかも墓守りまでいるあたりすでにヤバイですが(笑)

 『血風録』に関しては試遊はしませんでした。すでに『外法帖』でメインのところはプレイしてたので、まあ……改めて今試遊しなくてもいいかな、と。


 イベント自体はかなり盛り沢山でした。
さすがアトラス!なプリクラも置いてあって、4種あるうちの2種ほど撮りました(笑)
開場直後に到着したので、空いていたからつい(笑)

 開演後は冒頭から魔人の曲を2曲ほど、和楽器で生演奏。
作曲の新田氏のトークと、九龍の曲と画面とを3曲ほど流しつつ解説&裏話。
PS関連誌の読者からの声コーナーのようなトーク。(し、知ってる人来なくてよかった(笑))
声優さんのトーク、電話でのみだったけど今井監督へ広報さんが質問するコーナー。(でもあれは電話の音声では無いので、絶対に会場内にいるとみた)
で、一番笑えたのが今回のイベントのために用意されたゲーム画面とシナリオで、九龍キャラと魔人キャラが九龍の天香學園を舞台にひと騒動おこす、というもの。
キャラが登場すると、声優さんが舞台上で生でセリフを言ってくれるのですが、感情入力が出ると、それを会場の声で選ばせてくれるのです。
 午前の部はどうだったか知らないけど、午後の部は比較的「愛」に片寄っていたらしく(笑)。
会場の皆が「愛ー!」と叫ぶと画面上でも愛が選択され、それに対応したセリフが表示されてさらに声優さんが生でしゃべってくれるのです。
しかも、午前はあまりなかったらしいけどアドリブも聞かせてくれました。(ラッキー)

 しかし九龍キャラは己の舞台だからいいものの、あの學園にいきなり外法帖キャラが登場したとたん、爆笑の嵐ですよ……。
なぜか図書室に居る奈涸から始まり、京梧に九桐、涼浬、天戒、桔梗、風祭……と現代では違和感いっぱいのキャラも學園内に…。
「ここが江戸の街か…」とか言いながら登場するなんて、御屋形様までオカシイヨ! 
……なにしてんだオマエラ(笑)
せっかくだから、他の選択肢もどんなセリフだったのか観てみたかったが、まあそれはしょうがないですな。

 ラストに九龍のEDテーマ「アオキキオク」をライブで聞けました。この曲もイイ……。
今回は音楽からしても、全体的にちょっと硬派なカンジを漂わせていて、非常に私好みです。

 ところで、参加者にCD-ROMを配られたのですが…よくプレスに配られている素材のCD。
こっから今回の雑誌の記事の素材をとってくださいってやつ。(この少ない素材をいかにして面白い記事にするかが、また大変なんですがそれはまた別のお話)
開けてみたら、何故か斎藤晋氏のサイン入り……あ、アレ?…もしかして…レア……?
九龍キャラのおかまちゃんのイラスト入りで(笑)
 ちなみにその素材、マルシー(コピーライトのことです)さえ入れれば、サイトに掲載してもいいらしい。
ふ…太っ腹……!!!!!

 ともかく、行く前は外法帖でかなりあたまの比率が占められていたのですが、帰る頃にはすっかり九龍のとりこに。
ももも、もうデラックスパック買うよ!買ったるよ!(笑)
 久々に、続編物ではなく新作で燃えられそうです。
そう、九龍は萌えではなく燃えですな。とにかくカッコイイんだもの。
 OPからして完璧惚れたので、九龍はホントに期待してます。

そういえば主人公のデフォルトの名前が「九龍」と書いて「くろう」と読むらしいので、つい「九郎」という文字を当ててしまいたくなりました……。こっちも学校に墓あるし!(笑) 非力そうだけど(笑)
(しかし九郎ちゃんの場合は非力そうに見えて生き残るタイプだからな。そういう意味ではピッタリな名前かも)

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