「不死者もそうでない人もひとしなみに人生を謳歌する」
16幕の感想を書く前にこっちもしめておきます(笑)
ネタバレ考慮してません。
1930年、1931年・鈍行&特急、1932年の原作未読の方は御注意。知ってしまうと、予想外な展開や人物の正体を楽しめなくなります。
ANIMAXでの視聴組でした。DVD8巻も出たので最後の13幕も書いておきます。
何度見ても細かい演出を新たに発見したりして、とても面白いです。そして、13幕を見ると1幕に戻りたくなる。
1幕に戻ると、1幕が全ての話のダイジェストもとい実はエピローグ的な扱いだと分かる。
なんだこの巧みな構成。まさに終らないスパイラル。
1931
ラッドが列車から離脱したため、屋根の上でシャーネと二人だけになったレイルトレーサーは、シャーネに対してヒューイのことを問いかけ……。
「ひとつ考えたんだけどな。
俺とお前が結婚すれば俺はヒューイってやつの息子になる。」
……といきなり結婚を申し込む。……この状況で!!!(笑)
ちなみに原作は、1.このまま戦う 2.戦わず逃げる 3.結婚する の3択を突きつけたんだったっけか?
(後で読み返そう……)
要するに、「俺が味方になってやるから結婚しようぜ!」とさっきまでの緊迫した状況をまるで無視!な言動をするわけですな。さすがに空気の読めない最強の空気。
返事は屋根にでも刻んでおいてくれ、とレイルトレーサーは話の途中でシャーネを狙撃してきた黒服のスパイクの元へと向かっていきました。ありえない速度で狙撃の銃弾を避けながら(笑)
夜明けとはいえまだ暗いうえに、かなり離れた連結部に居るというのに、引き金を引く瞬間がバッチリ見えている様子。
……いくら職業柄視力がいい方が……とはいえ限度ってもんが(笑)
ジャグジーvsグース戦は、アイザックとミリアがもたらした幸運のおかげで、ジャグジーには反撃のチャンスが。
しかし仕込み銃で撃たれてしまい……と思ったら、二人に近づく真っ赤なうごめく何か。
実はレイルトレーサーによって線路で削られたチェス君の肉片なわけですが、そんなことを知らないグースは化け物かと思って火炎を放出。
ジャグジーはこれがレイルトレーサーかと思い込み。まあ無理もないけどなー(笑)
ついでに、燃えカスと共に発生した火を使って、ニースからもらった爆弾でジャグジーも反撃。
あれ、これってチェス君の肉片すらもジャグジーの味方したってことか。
すべてはジャグジーにとって運のいい方向に向かってるな。ジャグジーにとっての最大の幸運はアイザックとミリアと関わった事でしょう。
なんかもう……頑張ってるなぁジャグジー。
すべての運がジャグジーに良い方に向いて、グーズを体当たりで列車から撃退することが出来ましたv
原作ではしつこく生きていて、ネイダーにトドメさされるんだけど……まあネイダーの出番無かったしな(笑)
グースはこれで終わりってことか。
1930年組は、エニスがセラードに逆らったために不死細胞のリンクを切られて死にかけ状態。
アイザックとミリアがセラードに胡椒で応戦。この二人ってほんとにいい人たちだなぁ。友達になったら、その人たちのためにいつも一生懸命なんだよね。すご和むわ。
死んだと思われていたマルティージョの面々、ガンドール兄弟がそろって復活、もうここから盛り上がること!
とにかく痛快です! セラードにためらわず酒をかけて火をつけるランディとペッチョ。
「俺たち手袋や倉庫を燃やしたことはあったけどよ」
「頭を燃やすのは初めてだな」
っていうこの二人ののセリフがすごく好きです。小洒落てるなぁもう。
最後に主役っぽーい(笑)フィーロがセラードを食らう……と見せ場も残してくれましたしね!
永遠に生きるという苦しみを与えてしまった……と嘆くマイザーにたいして
「死なないでいいんだヒャッホウって感じですよ!」ですますフィーロと、マルティージョの皆さん。
何だかわからないけど、楽しそうに笑ってるマルティージョの皆が大好きです!
最後の駅でのチェスとマイザーの再会も泣かされました。
やっと穏やかに過ごせそうな居場所ができて、良かったねぇチェスーーー!
2001年(笑)
歳を取ってない事に今更気がつくバカップル。
可愛いったらありゃしない! この二人は最初から最後まで楽しかったv
願わくば、ぜひとも第2期をお願いしたいところです。
こんなに出来のいいアニメ、ここ数年で1-2本くらいしか見た事ない。
個人的に残念だったのは、1932年がオリジナル展開になっていたこと。
ドラッグが絡んだ話を扱っていたから、原作そのままというわけにはいかなかったんだろうけど。
あんなに面白い濃い話を「イヴの兄さん探し」だけの話にしちゃって……実にもったいない。
2期で1932年だけでも面白かったと思うんだけどなぁ。(+1932?回想編を組み合わせて)
1932の面白いところは、実はこの人とこの人がこんな所で繋がっていた!とかいう人間関係の面白さと、その関係が作り出す状況だと思うんだけど。
イーディスの「権力も財力もありませんけど人脈の力だけは最高だったみたいです」っていう、あの場面がすっごく好きだったりします。
その後の《葡萄酒》(ヴィーノ)の登場の仕方とそれに怯えるDD社某職員とかのシーンが面白くてなー。
同じセリフなのにまったく違うシチュエーションで登場したり、とか。
「呼んだ?」って言うセリフを言った状況が、まったく違う、しかも「ええ!?居たの!?」みたいな意外性(登場人物にとっての)。なんというベストタイミング(笑)
まあなんだ……要するに《葡萄酒》に首ったけ(笑)ってやつです。 何なんだヤツのあの異常な存在感。
直前まで溶け込んでおきながら、いざ登場すると場を無理矢理しきって己の舞台にしてしまう、あの強引さと傲慢さ。好きだー!(笑)
あとガンドール兄弟のマフィアになりきれない微笑ましさとか可愛いすぎて素晴らしいです。
あちこちでいろんな足跡を残す《葡萄酒》の存在感が楽しかったともいう……。
裏社会的な話としても、なかなかに面白い話でしたし。あとDD社のポジションとか、かなり特殊で愉快。
アニメの方は結構うまく新聞社をからめていたと思います。
いいキャラクターも多かったし。副社長とか(笑)
そういう意味で1932は実にもったいなかたっですなー。
16幕の感想を書く前にこっちもしめておきます(笑)
ネタバレ考慮してません。
1930年、1931年・鈍行&特急、1932年の原作未読の方は御注意。知ってしまうと、予想外な展開や人物の正体を楽しめなくなります。
ANIMAXでの視聴組でした。DVD8巻も出たので最後の13幕も書いておきます。
何度見ても細かい演出を新たに発見したりして、とても面白いです。そして、13幕を見ると1幕に戻りたくなる。
1幕に戻ると、1幕が全ての話のダイジェストもとい実はエピローグ的な扱いだと分かる。
なんだこの巧みな構成。まさに終らないスパイラル。
1931
ラッドが列車から離脱したため、屋根の上でシャーネと二人だけになったレイルトレーサーは、シャーネに対してヒューイのことを問いかけ……。
「ひとつ考えたんだけどな。
俺とお前が結婚すれば俺はヒューイってやつの息子になる。」
……といきなり結婚を申し込む。……この状況で!!!(笑)
ちなみに原作は、1.このまま戦う 2.戦わず逃げる 3.結婚する の3択を突きつけたんだったっけか?
(後で読み返そう……)
要するに、「俺が味方になってやるから結婚しようぜ!」とさっきまでの緊迫した状況をまるで無視!な言動をするわけですな。さすがに空気の読めない最強の空気。
返事は屋根にでも刻んでおいてくれ、とレイルトレーサーは話の途中でシャーネを狙撃してきた黒服のスパイクの元へと向かっていきました。ありえない速度で狙撃の銃弾を避けながら(笑)
夜明けとはいえまだ暗いうえに、かなり離れた連結部に居るというのに、引き金を引く瞬間がバッチリ見えている様子。
……いくら職業柄視力がいい方が……とはいえ限度ってもんが(笑)
ジャグジーvsグース戦は、アイザックとミリアがもたらした幸運のおかげで、ジャグジーには反撃のチャンスが。
しかし仕込み銃で撃たれてしまい……と思ったら、二人に近づく真っ赤なうごめく何か。
実はレイルトレーサーによって線路で削られたチェス君の肉片なわけですが、そんなことを知らないグースは化け物かと思って火炎を放出。
ジャグジーはこれがレイルトレーサーかと思い込み。まあ無理もないけどなー(笑)
ついでに、燃えカスと共に発生した火を使って、ニースからもらった爆弾でジャグジーも反撃。
あれ、これってチェス君の肉片すらもジャグジーの味方したってことか。
すべてはジャグジーにとって運のいい方向に向かってるな。ジャグジーにとっての最大の幸運はアイザックとミリアと関わった事でしょう。
なんかもう……頑張ってるなぁジャグジー。
すべての運がジャグジーに良い方に向いて、グーズを体当たりで列車から撃退することが出来ましたv
原作ではしつこく生きていて、ネイダーにトドメさされるんだけど……まあネイダーの出番無かったしな(笑)
グースはこれで終わりってことか。
1930年組は、エニスがセラードに逆らったために不死細胞のリンクを切られて死にかけ状態。
アイザックとミリアがセラードに胡椒で応戦。この二人ってほんとにいい人たちだなぁ。友達になったら、その人たちのためにいつも一生懸命なんだよね。すご和むわ。
死んだと思われていたマルティージョの面々、ガンドール兄弟がそろって復活、もうここから盛り上がること!
とにかく痛快です! セラードにためらわず酒をかけて火をつけるランディとペッチョ。
「俺たち手袋や倉庫を燃やしたことはあったけどよ」
「頭を燃やすのは初めてだな」
っていうこの二人ののセリフがすごく好きです。小洒落てるなぁもう。
最後に主役っぽーい(笑)フィーロがセラードを食らう……と見せ場も残してくれましたしね!
永遠に生きるという苦しみを与えてしまった……と嘆くマイザーにたいして
「死なないでいいんだヒャッホウって感じですよ!」ですますフィーロと、マルティージョの皆さん。
何だかわからないけど、楽しそうに笑ってるマルティージョの皆が大好きです!
最後の駅でのチェスとマイザーの再会も泣かされました。
やっと穏やかに過ごせそうな居場所ができて、良かったねぇチェスーーー!
2001年(笑)
歳を取ってない事に今更気がつくバカップル。
可愛いったらありゃしない! この二人は最初から最後まで楽しかったv
願わくば、ぜひとも第2期をお願いしたいところです。
こんなに出来のいいアニメ、ここ数年で1-2本くらいしか見た事ない。
個人的に残念だったのは、1932年がオリジナル展開になっていたこと。
ドラッグが絡んだ話を扱っていたから、原作そのままというわけにはいかなかったんだろうけど。
あんなに面白い濃い話を「イヴの兄さん探し」だけの話にしちゃって……実にもったいない。
2期で1932年だけでも面白かったと思うんだけどなぁ。(+1932?回想編を組み合わせて)
1932の面白いところは、実はこの人とこの人がこんな所で繋がっていた!とかいう人間関係の面白さと、その関係が作り出す状況だと思うんだけど。
イーディスの「権力も財力もありませんけど人脈の力だけは最高だったみたいです」っていう、あの場面がすっごく好きだったりします。
その後の《葡萄酒》(ヴィーノ)の登場の仕方とそれに怯えるDD社某職員とかのシーンが面白くてなー。
同じセリフなのにまったく違うシチュエーションで登場したり、とか。
「呼んだ?」って言うセリフを言った状況が、まったく違う、しかも「ええ!?居たの!?」みたいな意外性(登場人物にとっての)。なんというベストタイミング(笑)
まあなんだ……要するに《葡萄酒》に首ったけ(笑)ってやつです。 何なんだヤツのあの異常な存在感。
直前まで溶け込んでおきながら、いざ登場すると場を無理矢理しきって己の舞台にしてしまう、あの強引さと傲慢さ。好きだー!(笑)
あとガンドール兄弟のマフィアになりきれない微笑ましさとか可愛いすぎて素晴らしいです。
あちこちでいろんな足跡を残す《葡萄酒》の存在感が楽しかったともいう……。
裏社会的な話としても、なかなかに面白い話でしたし。あとDD社のポジションとか、かなり特殊で愉快。
アニメの方は結構うまく新聞社をからめていたと思います。
いいキャラクターも多かったし。副社長とか(笑)
そういう意味で1932は実にもったいなかたっですなー。
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