第九十話「未来」DARK EDGE最終回
2006年2月27日 アニメ・マンガ コメント (1)ずいぶん長い事おいかけてきましたが「DARK EDGE」が最終話を迎えてしまいました。
(あーもう、『ガオ』を購入する理由がこれで無くなったな……)
そんなわけで、最終話感想。
コミックス派の人にはネタバレになってしまうので、まだ結末を知りたくない場合は、回れ右をオススメします。
このマンガで何が心配って、たとえメインキャラでも死ぬ確率または人外になる確率が高いということ(苦笑)
死にフラグたってそう……と心配してた西脇は生き残ってくれました……よ、よかった……。
でも、生きて幸せになってほしかった麻央が……麻央が!
前号の時点で、校長に取り込まれたことによって記憶を失って、本能だけの存在になってしまった。それでも、生きてるから何とかなるかと思ってたんですが……。
シードの本能により、九郎ちゃんとひとつになることを望む麻央。
園部センセの時のように、文字通り九郎ちゃんの身体の中に入りこんでもとい融けていく麻央。
そのまま、彼女は九郎ちゃんと融合して、シードのみの存在になってしまいました。
わーーーーん!麻央には一番幸せになって欲しかったのに!
九郎ちゃんたちがいれば、もう彼女も寂しく無いと思ってたのに!
死にフラグたってるかと思ってた人物は生き残って、麻央はダメなの!? ショボンですよ……。
それでも、彼女的には幸せな結果だったんでしょうか…。シードがこの世に残る限り、九郎ちゃんと一緒になっているわけだから。
そして、一番可哀想だった…というかレメクに振り回されていた室井が、校長にとっつかまってる九郎よりもひと足先に、レメクと対決しましたが……。
失われていた記憶を補完し、いろいろ痛い事実をつきつけられて、それでもケジメをつけようとレメクを攻撃する室井。
本懐をとげたものの、どうやら相打ちのような形になり、室井も沈んでしまいます。
なにか……この人が一番哀れというか、人生棒にふられたよな……。
たまたま事故で死にかけているとこをレメクに見られて、拾われて……でも記憶を操られて仲間を自ら手にかけることになって、その後は不死族狩りのために利用されて、終ったと思えばシードたちを作るためにまた利用されて。
晩年は、シードの呪いとやらで夜は室井に昼は天野に……と無理矢理変化させられて。
と、言っても、レメクと会わなければ実は交通事故で死んでいたらしいので(事故で死にそうな所おで出会って、ジョン=ガルー(土屋)のイビルジーンを与えられたらしい)、どっちにしろ切ない終り方にはかわりがないみたい。
うむむ……室井に合掌〜。
で、彼らがほぼ相打ちのようになったところで、遅れてきた九郎ちゃん到着ですが。
麻央が消える瞬間に校長から守ってくれたおかげて、無事に脱出出来たものの、シードが雌雄合わさった完全な形になったために、ポチも最初の形に戻ってしまいます。
戦闘力としてはあまり期待出来ないけど、校長の残した言葉と同様、レメクが何をしようとしているのか見届けたいと、勇気をふりしぼってレメクに会いにいく九郎ちゃん。(暗いの我慢して……!)
結局、レメクは世界に受け入れてもらえなかったから、不毛な存在である不死族を自ら滅ぼそうとして長い間生きてきたのかな……。
あらゆるものを利用して。彼は初めから滅びを望んでいたということになるんでしょうか……。
そんなレメクと対峙。キャリアの日本刀でもレメクには効かないので、シードを倒す力をもつ使い魔であるポチが、自らの身を犠牲にして九郎ちゃんのために刀を血で濡らします……わぁんバカ! ポチまでそんな!
一度はレメクに刀を向けるものの、それでもやっぱり攻撃を出来ない。
……というより、本能にしたがってシードとしてレメクを倒せば、レメクと同じになってしまう。
「人として人の間で生きたい」とあくまでも人間であることを貫こうとする九郎ちゃんと。
這いずってでも生きたいと願う欲求が誰よりもあった九郎ちゃんはやっぱり、シードの中で一番人間らしくて、一番強い子だったんだなぁと思います。
「合格だ 九郎」という言葉を残し、レメクは消滅。
レメクの身体そのものであって学校も、まるごと消滅……ついでに不死族で最後まで残ってた土屋も、親(レメク)が消えたことで消滅してしまいました。
レメクの「合格だ」は何に対するものなんだろうか。
世界と共存したいと願った九郎ちゃんの選択? レメクが選べなかったこと(世界に存在をはじかれる)を、やってのけたという意味の賞賛なのかな……。
学校の跡地で、何やら皆スッキリした様子で制服を放り投げる皆。
(大学の卒業式で学帽を投げるような気分か?)
一番取り乱すかな……と思っていた清水が、「いつか終りがくると思ってた」と意外と吹っ切れてるのにビックリ。
一番未練が残っていそうなのは吉国だろうけど、でも苦い思いは残っても、そのうち「あんなこともあったなぁ……」で忘れるのも早そうですね(笑)
で、そんな皆で「卒業!」とスッキリした中、九郎ちゃんにかかる声。
……伊勢生きてたーーーーー!
いや…室井によって、継子と焼かれてる時に「ニヤリ」という感じだったので、コイツには何かしらの確信があって、あえて攻撃を受けたのかなぁと思ってたんですが。
やっぱりヤツはあんな程度では終らなかった模様。
でも本来、間接的とはいえ親であるレメクが消えた時点で、土屋のように消えてもいいハズだけど……。
やはり元シードであったことと、九郎ちゃんと麻央のように、継子を取り込んだために消えずにすんだらしい。
つまりは、彼が唯一残った不死族ということになるわけですね。
彼は人間の中にまぎれて、自分がリーダーとして生き延びていく……と宣言。
上位の存在になりたいというのが、伊勢の望みだったから彼は彼で満足なんだろうけど……。
あーあー……という感じです。(人間を捨てたか、というかそれすらも覚えてないか、というか。)
完全にハッピーエンドでは無かったのが『DARK EDGE』らしいという終り方でした。
古きもの(不死族)は淘汰され、人として生きることを選んだシードと、新しい不死族として生きることを選んだシードと。
それでも、どちらもかつての不死族とは違って、人間の中で生きていくことを選んだという意味で、レメクよりは進化したシードなんだろうかね。
2人は2人なりに、レメクの望んだ人と共存出来るシードになれたんだろうか。
とりあえず、今後それぞれ離れた学校に行ったとしても、あの5人はたまには一緒に居て欲しいと思ったり。
あ、ポチも無事のようでヨカッタ!(とってつけたように)
相川先生には「お疲れ様でした!」と声を大にして叫びたい!!!
さあて、コミックス最終巻は3月ですが……描き足しあるかな……表紙は誰かな……?
(私はもちろん九郎ちゃんに1票を投じましたわ!)
(あーもう、『ガオ』を購入する理由がこれで無くなったな……)
そんなわけで、最終話感想。
コミックス派の人にはネタバレになってしまうので、まだ結末を知りたくない場合は、回れ右をオススメします。
このマンガで何が心配って、たとえメインキャラでも死ぬ確率または人外になる確率が高いということ(苦笑)
死にフラグたってそう……と心配してた西脇は生き残ってくれました……よ、よかった……。
でも、生きて幸せになってほしかった麻央が……麻央が!
前号の時点で、校長に取り込まれたことによって記憶を失って、本能だけの存在になってしまった。それでも、生きてるから何とかなるかと思ってたんですが……。
シードの本能により、九郎ちゃんとひとつになることを望む麻央。
園部センセの時のように、文字通り九郎ちゃんの身体の中に入りこんでもとい融けていく麻央。
そのまま、彼女は九郎ちゃんと融合して、シードのみの存在になってしまいました。
わーーーーん!麻央には一番幸せになって欲しかったのに!
九郎ちゃんたちがいれば、もう彼女も寂しく無いと思ってたのに!
死にフラグたってるかと思ってた人物は生き残って、麻央はダメなの!? ショボンですよ……。
それでも、彼女的には幸せな結果だったんでしょうか…。シードがこの世に残る限り、九郎ちゃんと一緒になっているわけだから。
そして、一番可哀想だった…というかレメクに振り回されていた室井が、校長にとっつかまってる九郎よりもひと足先に、レメクと対決しましたが……。
失われていた記憶を補完し、いろいろ痛い事実をつきつけられて、それでもケジメをつけようとレメクを攻撃する室井。
本懐をとげたものの、どうやら相打ちのような形になり、室井も沈んでしまいます。
なにか……この人が一番哀れというか、人生棒にふられたよな……。
たまたま事故で死にかけているとこをレメクに見られて、拾われて……でも記憶を操られて仲間を自ら手にかけることになって、その後は不死族狩りのために利用されて、終ったと思えばシードたちを作るためにまた利用されて。
晩年は、シードの呪いとやらで夜は室井に昼は天野に……と無理矢理変化させられて。
と、言っても、レメクと会わなければ実は交通事故で死んでいたらしいので(事故で死にそうな所おで出会って、ジョン=ガルー(土屋)のイビルジーンを与えられたらしい)、どっちにしろ切ない終り方にはかわりがないみたい。
うむむ……室井に合掌〜。
で、彼らがほぼ相打ちのようになったところで、遅れてきた九郎ちゃん到着ですが。
麻央が消える瞬間に校長から守ってくれたおかげて、無事に脱出出来たものの、シードが雌雄合わさった完全な形になったために、ポチも最初の形に戻ってしまいます。
戦闘力としてはあまり期待出来ないけど、校長の残した言葉と同様、レメクが何をしようとしているのか見届けたいと、勇気をふりしぼってレメクに会いにいく九郎ちゃん。(暗いの我慢して……!)
結局、レメクは世界に受け入れてもらえなかったから、不毛な存在である不死族を自ら滅ぼそうとして長い間生きてきたのかな……。
あらゆるものを利用して。彼は初めから滅びを望んでいたということになるんでしょうか……。
そんなレメクと対峙。キャリアの日本刀でもレメクには効かないので、シードを倒す力をもつ使い魔であるポチが、自らの身を犠牲にして九郎ちゃんのために刀を血で濡らします……わぁんバカ! ポチまでそんな!
一度はレメクに刀を向けるものの、それでもやっぱり攻撃を出来ない。
……というより、本能にしたがってシードとしてレメクを倒せば、レメクと同じになってしまう。
「人として人の間で生きたい」とあくまでも人間であることを貫こうとする九郎ちゃんと。
這いずってでも生きたいと願う欲求が誰よりもあった九郎ちゃんはやっぱり、シードの中で一番人間らしくて、一番強い子だったんだなぁと思います。
「合格だ 九郎」という言葉を残し、レメクは消滅。
レメクの身体そのものであって学校も、まるごと消滅……ついでに不死族で最後まで残ってた土屋も、親(レメク)が消えたことで消滅してしまいました。
レメクの「合格だ」は何に対するものなんだろうか。
世界と共存したいと願った九郎ちゃんの選択? レメクが選べなかったこと(世界に存在をはじかれる)を、やってのけたという意味の賞賛なのかな……。
学校の跡地で、何やら皆スッキリした様子で制服を放り投げる皆。
(大学の卒業式で学帽を投げるような気分か?)
一番取り乱すかな……と思っていた清水が、「いつか終りがくると思ってた」と意外と吹っ切れてるのにビックリ。
一番未練が残っていそうなのは吉国だろうけど、でも苦い思いは残っても、そのうち「あんなこともあったなぁ……」で忘れるのも早そうですね(笑)
で、そんな皆で「卒業!」とスッキリした中、九郎ちゃんにかかる声。
……伊勢生きてたーーーーー!
いや…室井によって、継子と焼かれてる時に「ニヤリ」という感じだったので、コイツには何かしらの確信があって、あえて攻撃を受けたのかなぁと思ってたんですが。
やっぱりヤツはあんな程度では終らなかった模様。
でも本来、間接的とはいえ親であるレメクが消えた時点で、土屋のように消えてもいいハズだけど……。
やはり元シードであったことと、九郎ちゃんと麻央のように、継子を取り込んだために消えずにすんだらしい。
つまりは、彼が唯一残った不死族ということになるわけですね。
彼は人間の中にまぎれて、自分がリーダーとして生き延びていく……と宣言。
上位の存在になりたいというのが、伊勢の望みだったから彼は彼で満足なんだろうけど……。
あーあー……という感じです。(人間を捨てたか、というかそれすらも覚えてないか、というか。)
完全にハッピーエンドでは無かったのが『DARK EDGE』らしいという終り方でした。
古きもの(不死族)は淘汰され、人として生きることを選んだシードと、新しい不死族として生きることを選んだシードと。
それでも、どちらもかつての不死族とは違って、人間の中で生きていくことを選んだという意味で、レメクよりは進化したシードなんだろうかね。
2人は2人なりに、レメクの望んだ人と共存出来るシードになれたんだろうか。
とりあえず、今後それぞれ離れた学校に行ったとしても、あの5人はたまには一緒に居て欲しいと思ったり。
あ、ポチも無事のようでヨカッタ!(とってつけたように)
相川先生には「お疲れ様でした!」と声を大にして叫びたい!!!
さあて、コミックス最終巻は3月ですが……描き足しあるかな……表紙は誰かな……?
(私はもちろん九郎ちゃんに1票を投じましたわ!)
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